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Interview with Moodoid about “Cité Champagne” by PUNKADELIX

NeoL_Moodoid1|Photography : Satomi Yamauchi

クラブシーンでもアンセムとなった“Planet Tokyo”を筆頭に、きらびやかで甘く美しい楽曲を生み出すフランス出身のMoodoid。完成度の高いアートフィルムのようなMVでも注目を集める彼が、待望のアルバム『Cité Champagne』を6月にリリース。サマーソニック2018にも出演が決定している彼にDJのPUNKADELIXがインタビュー。アルバムの背景から視覚表現についてなどを聞いた。

——来日は何回目ですか?

Moodoid「4、5回目です。初回はライヴのために来たのですが、当時は日本に関する知識が全くなかったのでカルチャーショックを受けました。恋に落ちたような感覚になり、それからは年に1回は来るようにしています」

——アルバムには東京をテーマにした楽曲“Planet Tokyo”も収録されていますが、実際に東京にいた時にインスピレーションを得て作られたのですか?

Moodoid「その通りです。山手線で各駅の発車音が違ったりすることに面白さを感じて、例えば自分が新しい駅の発車音を作るとしたらという発想で作りました。この曲には東京独特の騒々しさ、情報にあふれている点など、そういうエネルギーを詰め込みました」

——では特定の場所というよりも、東京という都市全体の印象から作られたのですね。

Moodoid「はい。この曲の中にシンセの音が流れるのですが、それが自分の頭の中に最初に思いついた曲の根源となる要素で、山手線に乗っている時に浮かび上がってきました。曲中は、東京に初めて来たときの自分の気持ちが込められています。歌詞の中に『初めて出会ったように』という箇所もありますが、ある惑星に初めて降り立ったときのような感覚でした」

NeoL_Moodoid2|Photography : Satomi Yamauchi

——今のお話を聞いてからこの曲を聞くとまた違った印象になりますね。さて、Moodoidはソロプロジェクトというかたちですが、ステージに立つときは必ずバンド編成となっています。バンド編成時のメンバーの役割をお訊かせください。

Moodoid「私にとってのロールモデルはデヴィッド・ボウイなのですが、彼のようにその時々でコスチュームやバンド編成を変えるといったスタイルを取っています。今作はフランスのジャズの新世代ミュージシャンを迎えて作っていますが、彼らにツアーも同行してもらいました。彼らとは10年くらいの付き合いなのでもう世界観は出来上がっているのですが、それをそのままツアーに持っていきたいと思ったのです。編成としてはドラム、ベース、ギター、シンセサイザーです」

——作品ごとにメンバーも変わっていくのですか?

Moodoid「私はもともと映画の勉強をしていたので、バンドの捉え方も映画製作のやり方のような感覚なのです。例えば背景や世界観というものを大事にしていて、自分自身は役柄のひとつのように考えるとステージに立ちやすかったりもします」

——確かに、基本のベースはありつつもEPごとにもテーマが違いますね。“Planet Tokyo”はエレクトロニックなサウンドですが、初期はサイケロックの印象が強いですし、ドリーミーなイメージに振った作品もありますしそれぞれに見えてくる景色が違ってきます。

Moodoid「仰る通り、1stアルバムは田舎で作ったもので、火や山、月といった自然と関係のあるものをテーマに制作しました。想像上の国を作るイメージで、子供が考えるような”クリームの山”といった感じですね。今回は都会の中にある要素を一つ一つ取り出していったのですが、そこに生きる人々がいるということを意識しました。ジャズのミュージシャンを招いたのも、生命を吹き込むといった意図です。それもまた僕の想像上の都市で、クラブがあったり車が走っていたりという中で何かが起こっているといったイメージです」

——面白い。ダンスミュージックもお好きかなと思ったのですが、現在のフランスのクラブシーンはどんな感じですか? また、コラボレーションしたいアーティストはいますか?

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