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食物繊維が脂肪を燃やす! 野菜や果物より有効とされている食材は…

食物繊維が脂肪を燃やす! 野菜や果物より有効とされている食材は…
J-WAVEで放送中の番組『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」。6月12日(火)のオンエアでは、内臓脂肪を落とすのに有効な食材を、内科医の奥田昌子さんが伝授しました。

■日本人は半数近く「いい物質をたくさん作れない」

内臓脂肪がつきすぎると、さまざまな健康リスクを招くと言われています。その内臓脂肪を燃やしてくれるのが「アディポネクチン」という物質。まずはこの物質についてお訊きしました。

奥田:内臓脂肪が問題なのは、悪い物質を分泌して、生活習慣病やガンを招くから。ところが内臓脂肪は同時に、生活習慣病を抑えるいい物質も作っています。つまり、両方作ってるんです。いい物質の代表がアディポネクチンです。ただし困ったことに、内臓脂肪は増えるにつれて悪い物質ばかりを作るようになります。また、残念ながら日本人は半数近くの人が、もともとアディポネクチンをたくさん作れない遺伝子を持っていて、アディポネクチンを通常の3分の2ぐらいしか分泌できません。このアディポネクチンを増やすには、内臓脂肪をしっかり落とすのが第一なんですが、ある程度は食べ物で増やすことができます。
別所:アディポネクチンを増やす食べ物はなんですか?
奥田:代表は玄米と大豆で、食物繊維も有効です。玄米にはアディポネクチンを増やすとともに、コレステロールを減らしてくれる物質が含まれています。通常の白いご飯ではダメで、玄米のほうが効果が4倍高いです。
別所:4倍も!?
奥田:玄米に慣れていない人は、五分づき米、七分づき米といって、玄米と白米の中間くらいのお米があります。これなら食べやすいので試してみてください。もう一つが大豆です。こちらはまだ実験の段階ですけれど、やはりアディポネクチンを増やして、脂肪分解を進めると考えられています。
別所:なるほど。
奥田:3つ目は食物繊維です。食物繊維も脂肪を燃やして、ついでに余分なコレステロールを体から追い出してくれます。野菜とか果物よりも、穀物に含まれる食物繊維のほうが有効とされていますので、ライ麦パン、全粒粉パン、玄米、日本そばがおすすめです。

■背中の青い魚が血液中の脂肪を減らす

別所:魚の油も内臓脂肪をつきにくくするそうですね。
奥田:特にいいのが、背中の青い魚です。サバ、サワラ、イワシ、サンマ、あとはブリやウナギです。これらの魚にも脂肪はありますが、その脂肪におなじみのDHAとEPAがたっぷり入っています。この2つは、どちらも血液の中の脂肪を減らして、内臓脂肪をつきにくくしてくれます。その結果、糖尿病、心臓病、脳卒中、大腸がん、乳がん、認知症の発症率を下げると報告されています。魚に入っているEPAとDHAの量は魚の種類によって大きく違います。マグロの赤身や鮭は非常に少なくて、背中の青い魚はその10倍以上多いです。サバの煮付けやサンマの塩焼きを一度食べると、EPAやDHAを2日分以上摂取できます。魚の皮と、「血合い」といって、魚の肉の赤黒くなった部分にも豊富ですから、魚はきれいに食べていただきたいと思います。
別所:血合いは苦手という人もいますが、おいしいですよね。
奥田:そうですね。あとは海藻です。海藻を分解すると、脂肪の燃焼を助ける物質が作られます。最近になって、海藻を分解できるのは、世界でも日本人だけらしいことが分かってきました。日本人の腸に特殊な腸内細菌がいるおかげなんです。海藻以外でしたら、キノコ、山芋、コンニャク、ゴボウ、オクラ、納豆などの食品が分解されるときにも同じ物質ができるので、しっかり食べていただきたいです。いろいろとお話してきましたが、一番の基本は食べ過ぎに気をつけて、しっかり運動して、内臓脂肪を減らすことです。これを忘れないでいただきたいと思います。

さらに詳しいことをしりたい方は、奥田さんの書著『内臓脂肪を最速で落とす 日本人最大の体質的弱点とその克服法』を手にとってみてください。

13日(水)の「SUNSTAR PLEASURE PICK UP!」では、AR技術(拡張現実)で目の前に自分だけのトレーナーが登場する「ARジム」を紹介します。放送は6時30分頃からです。どうぞ、お楽しみに。

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【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時−9時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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