山崎邦正の元相方は今…

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山崎邦正の元相方は今…

 芸人・山崎邦正が「TEAM 0」というコンビを組んでいたことをご存じの方もいるかと思うが、当時の相方・軌保博光は今何をしているかを知っているだろうか。
山崎邦正の元相方・てんつくマンこと軌保博光は、吉本興業を退社してからも、自分の夢を追い続け、何が起きてもあきらめず、夢を実現していた。

 『あきらめない生き方』(サンクチュアリ出版/刊)は、これまでの人生で、数々のピンチ、逆境、チャレンジを乗り越えてきた軌保氏だからこそ伝えられる、一歩を踏み出すためのメッセージが紹介されている。

 「よくあること、よくあること」大ピンチの時、軌保氏はこんな逆転の言葉を自分にプレゼントするという。自転車で日本一周をしていたとき、東京の事務所が火事になってしまうという大ピンチに陥ってしまう。しかし、消火後の事務所を見て、落ち込んだのはほんの数十秒。「これは、おもしろいネタができた」となぜか思えたという。
 軌保氏は、大ピンチの時の合言葉を口にした。「よくあること、よくあること」すると、みんな一斉に「あるかぁ!」と突っ込んできて、大変な状況にも関わらず、笑いが起こったという。
 もしも、合言葉の「よくあること」でも気持ちがクリアにできないときには、ステップ2の言葉がある。それは「修行、修行」。すべての困難は、自分を成長させるために起きたこと。つまり目の前の困難は、自分が成長できるまたとない修行のチャンスというわけだ。
 もしも「修行、修行」でもダメならステップ3の言葉もある。「まぼろし、まぼろし」。幸せか不幸せを決めるのは、目の前で起きている出来事じゃなく、すべては自分の受け止め方次第なのだ。

 軌保博光氏は、現在、震災をきっかけに「脱依存」を掲げ、自然エネルギー自給100%、食料自給率100%を目指すため、本拠地を小豆島から北海道の洞爺に移し、各地で講演活動、ワークショップを開催している。

 ピンチや逆境のときでも、ポジティブに笑える場にしてしまう軌保氏の姿勢は気持ちがいい。今、何をやってもうまくいかない、今の状況を変えたいけど勇気がない・・・などネガティブな考え方になってしまっている人がいたら、変われるかもしれないというきっかけと元気をもらえる1冊だ。
(新刊JP編集部)



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