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“すべてにおいて二流 ”だからできた 周囲の力を活かした「一流」としての働き方

“すべてにおいて二流 ”だからできた 周囲の力を活かした「一流」としての働き方

医療機関が患者様に質の高い医療サービスを提供し続けるには、安定的で発展性のある組織経営が不可欠です。偕行会グループの専務理事・川原真は入職以来、病院経営に必要なマインドとは何かを考え続けてきました。追い風続きとは決して言えなかった中で培われてきた、総合職に求められる資質に迫ります。

※本記事は、「PR Table」より転載・改編したものです。

医療機関のクオリティを支えるのは、適切な組織経営である

▲医療法人偕行会 専務理事 川原 真

病院の発展には、優秀な“事務方”の力が必要不可欠であるーー

この言葉は、専務理事として偕行会グループの経営を担う川原真が、会長・川原弘久、そして師匠ともあおぐ元上司から引き継いできた、ゆるぎない信念です。

「病院の力」というと、患者様にとっては、医師や医療チームの技術の高さ、医療設備の充実など、医療のクオリティを指すもの。しかし質の高い医療サービスを持続的に提供しつづけていくには、事務方、つまり経営の力がなくては成り立ちません。

診療を優先するだけでなく、きちんと利益目標を立てて、次に何に投資をすべきなのか、そのためにどの時期にいくら資金調達が必要なのか、計画にのっとって組織を運営していく必要があります。

しかし、単に“金勘定”だけをしていればいいというものでもありません。たとえば医療機器ひとつ購入するにも、「資金がないからダメ」と短絡的に断じるのは早計。現場に赴き、職員とも話し合いを重ねて、必要ならば買う、採算がとれないならばどうしたらとれるようになるのか、じっくり検討を重ねていきます。

川原「私は入職した当時、経理に配属されました。パチパチとお金の計算をしていればいいんだと思っていたんですが、そうではなかった。当時の上司は、銀行との交渉に加え、各事業部の部長や事務長とのあいだに入り、会長と彼らの橋渡しもしていました。

こういう調整役がいるからこそ、病院の経営は成り立つんだと、とても印象的で。その時の経験が、今でも私の仕事への向き合い方に活かされていますね」

川原の経営への姿勢には、冒頭の言葉をはじめ、これまで経験してきた様々な現場での仕事がすべて活かされているのです。

「公園で“ぼっち飯”」の新人時代から、知らぬ者はない存在へ

▲グループ内施設のイベントにも積極的に参加

川原が総合職として偕行会グループに入職したのは1997年のこと。偕行会の創業家に生まれた川原でしたが、特に父親の跡を継ぐことは考えず、文系の大学に進学。就職についても、父であり会長の弘久からは「好きにしろ」と言われていました。

ところが、大学4年になって就職活動をはじめると、弘久から一本の電話が。「お前なあ、(偕行会に)来るのか来ないのか、はっきりしろ!」となぜか怒られることに。川原は若干腑に落ちないものを感じながらも、偕行会への入職を決めます。

川原「その時は、自分は医療の資格を持っているわけでもないのに、なぜそんなことを言われるのか、わけがわかりませんでした。でも話を聞いているうちに、父が病院経営には事務方の力が大事なんだと話してくれ、納得できたんです。

その時、やるからにはなんでもやろうと決めました。周りには “ドラ息子 ”と思われるかもしれない。しかし、だからこそ立派なドラ息子になろう、組織に欠かせない人間になってみせようと」

ところが、いざ入職すると、なかなか世間の風当たりは厳しいものでした。

川原が初めに配属された偕行会法人本部は、当時、正社員3名の小所帯。事務員に「職員と顔なじみになれるように、病院でお昼を食べてきなさい」と言われ、徒歩2~3分の名古屋共立病院に向かうも、誰とも話すことができません。いたたまれず、近所の公園で寂しく“ぼっち飯”をかき込む日々が続きました。

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