体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

性別や年代によって楽しみ方が変わる映画『妻ふり』 榮倉奈々&安田顕インタビュー

榮倉:独特の感性をお持ちの方だとは思います。毎日のように顔を合わせていても伝えたいことは日々積もっていくもので、自分が何を伝えたいのかもよく分からなくなっていくものですよね。言葉にできない事もあったり……。それはとても理解できます。

安田:言葉に当てはめられない事がある、と伝えてくれる映画ですよね。それにしても不器用ですよね、ちえは。

――安田さんがじゅんの立場だったら、どうしますか? 勝手な印象だとノリノリで付き合いそうなイメージですが。

安田:無視ですよ、無視。もしくは凄く怒るかもしれませんね。声をかけるとしても、2回か3回目くらいまで。家に帰ると死んだふりしてると思ったら、もう帰りたくなくなりますよね(笑)。

――では、映画を見てヘタに真似すると、夫婦仲が悪くなるパターンもあるかもしれませんね。

安田:非常にありますね(笑)。

榮倉:夫婦のあり方は十人十色ですね(笑)。

安田:これまで(インタビュアーは)女性の記者さんが多かったので、男性目線の感想を聞くと面白いですね。女性も男性も楽しめる映画ってことが分かって安心しました。

――独身の状態で見るのか、あるいは新婚やベテラン夫婦なのか、見る時期によっても映画の感じ方が変わるかもしれませんね。

安田:幅広く楽しんでいただけると思います。

tsmafuri

榮倉:私はこの映画の中で、じゅんさんが務める職場のシーンが面白かったです。男性同士の核心を突いているようで突いていない会話が新鮮でした。そういう意味で、いろんな立場の人がいろんな視点で楽しめる映画だと思います。

――お二人は理想の夫婦像などありますか?

安田:『チャーミーグリーン』という洗剤のCMがあったの覚えてますか? 「チャーミーグリーンを使うと手をつなぎたくなる」ってフレーズで、老夫婦が手をつないで歩く姿を見て、そういうのが良いなあってずっと思ってますね。僕の両親は今でも健在なんですけど、親父はせっかちな性格で、横断歩道でも先に歩いて行っちゃうような人だったの。でも、お袋がちょっと体調を崩しちゃって、今はあの親父がお袋と寄り添って歩いてるんだよね。男って気付くの遅いと思うんだけど、物理的に二人三脚する姿を見て、ああいう風になれたらいいなって思いますね。

榮倉:ご両親のお話、とても素敵ですね。手を繋いでいる老夫婦の後ろ姿って微笑ましいですよね。

――貴重なお話をいただきまして、本日はありがとうございました!

映画『家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。』公式サイト:
http://tsumafuri.jp/

(C)2018「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」製作委員会

前のページ 1 2
よしだたつきの記事一覧をみる
よしだたつき

記者:

PR会社出身のゆとり第一世代。 目標は「象を一撃で倒す文章の書き方」を習得することです。

TwitterID: stamina_taro

  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。