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靴で健康状態がわかる!? スマートフットウェア「Orphe」の可能性

靴で健康状態がわかる!? スマートフットウェア「Orphe」の可能性
J-WAVEで放送中の番組『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「ZOJIRUSHI MORNING INSIGHT」。6月6日(水)のオンエアでは、足元からデザインする暮らしとテクノロジーに注目。光る靴、スマートフットウェア「Orphe(オルフェ)」を開発した「株式会社no new folk studio」CEOの菊川裕也さんをゲストにお迎えしてお話を訊きました。

「Orphe」の靴底のLEDが光る仕組みは、子ども用の光る靴をもとに、スマートフォンのアプリと連動させ色が自在に変わります。動きを察知するセンサーにより、歩きにあわせて音が出たり、キックで違う音を出すこともできます。「ダンサーがダンスを踊ることで音楽が作れたら面白いな」というアイディアから生まれたそうです。

そんな「Orphe」は、今年に入りさらに進化を遂げたそうです。

菊川:「ORPHE TRACK」という新しい靴を作っているんですけど、「TRACK」というのは、陸上のトラック競技と、追跡したり記録する意味のトラックと、音楽も曲はトラックということで、今度は走るということを音楽に変えたら面白いかなと思って作っています。今我々は、靴の中のセンサーとチップによって、色々な動きを学習したり分析したりする基板をつくっているんですけど、ひとつの走りを分析して終わるよりは、それをプラットフォームにして色々なスポーツに応用したり、色々な靴に応用しようとしているんです。

菊川さんに、新たに追加した機能について説明してもらったところ、「ORPHE CORE」という電子部品が入ったモジュールを靴のソールの穴の開いた部分に差し込むとスマートシューズになるという仕組みで、自動的に走りや歩きが分析されます。加速度センサーなどで歩幅やスピード、ランニングの着地など、さまざまな要素が分析できるそうです。

菊川:ただ歩数が取れるだけじゃなくて、「歩容」と呼ばれる速度・幅などのさまざまな足の動きが詳細に記録します。たとえば歩行速度だけでも健康状態に関係していたり、疲れていると歩行速度が遅くなったりするとか……イメージとして伝わりやすいのは、気分が落ち込んでいるときはトボトボ歩いたりしますけど、明るいときにはハキハキ歩いたりしますよね。健康状態や精神状態がすごく歩きには出るということがわかっていて、ここにAIを入れて歩き方を学習してあげることで、人間がどのような健康状態なのか、どのような気持ちなのかが、わかってくるんじゃないかと思っているんです。

今後スマートフットウェアの市場としては、スポーツの解析や、AIを使った指導、運動教育、工場の導線をみるといった作業効率改善などの活用法が予想されます。さらにスマートフォンを持たない子どもや高齢者が、歩いているだけで色々なことがわかるので、老若男女のためのサービス活用も期待できそうです。

今後の目標として「全ての普通に履ける靴がスマートになっていく未来を実現したい」と語る菊川さん。最終的には「歩くことが楽しくなる、走ることが楽しくなる、みんなの日常に彩りを添えていくことを目標に開発していきたい」と抱負を明かしました。

現在「Orphe」は「no new folk studio」のサイトで発売中。「ORPHE TRACK」は現在開発中で、来年にはランナーに履いてもらえるように進んでいるそうです。

さて、次週13日(水)の「ZOJIRUSHI MORNING INSIGHT」は、世界に誇る日本の“おもてなし”サービスをご紹介します。どうぞお聴き逃しなく!

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【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時−9時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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