2020年大河ドラマの主人公・明智光秀、滋賀にあるゆかりの地7選

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2020年のNHK大河ドラマが「麒麟が来る」に決まった。その主人公は、戦国武将の明智光秀だ。滋賀県には、明智光秀がかつて築いた坂本城をはじめ、ゆかりの地が数多くある。主な“光秀スポット”を紹介する。

西教寺明智一族の墓
まず、聖徳太子が創建したと伝わる「西教寺」では毎年、光秀の命日6月14日に法要が行われている。坂本城から移築したとされる総門や重要文化財に指定されている梵鐘(非公開)、光秀とその一族の墓もある。法要日には全国の光秀ファンで作る「明智光秀公顕彰会」のメンバーも訪れる。

坂本城坂本の街並み
また、明智光秀が城主だった「坂本城」は、本能寺の変の後に羽柴秀吉軍によって落城したが、現在、琵琶湖の水位が下がると石垣の一部が姿を現すことも。比叡山延暦寺の門前町として栄えた「坂本の街並み」は歴史的な雰囲気が今も残り、国の重要伝統的建造物群保存地区に選定されている。観光ボランティアガイドによる案内もある。

比叡のお猿さん
坂本の街並みでおすすめなのが、創業百余年の老舗「鶴屋益光」の和菓子。西教寺などで古来より崇められてきたサルの姿をした最中「比叡のお猿さん」(1個130円~)を販売する。
坂本城の門を移したという表門があるのが「聖衆来迎寺」(しょうじゅらいこうじ)。最澄が創建したとされ、1571年の織田信長による比叡山焼き討ちの難も逃れ、優れた寺宝を多く所蔵する。また、「盛安寺」(せいあんじ)には明智光秀の陣太鼓がある(盛安寺の見学には事前連絡が必要)。

湖水渡りの碑
さらに、大津市内にある「明智左馬之助湖水渡りの碑」も必訪スポット。本能寺の変の後に羽柴秀吉らの攻撃で最期の遂げた明智光秀、その死を知らせで聞いた光秀の娘婿・明智秀満は坂本城に向かって押し寄せる羽柴軍に対峙し、大胆にも打出浜から馬を琵琶湖に乗り入れた。琵琶湖を馬で渡った秀満は坂本城になんとか到着したものの羽柴軍に城を囲まれ、自ら城に火を放って自害し、落城した伝説が残る。これが「明智左馬之助湖水渡り」で、歌舞伎や浮世絵の題材にもなっている。
「虹色の旅。滋賀・びわ湖」特設サイトhttps://www.biwako-visitors.jp/niji-shiga/

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