体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

小袋成彬「2倍速で撮っていて…」 『Selfish』MV制作の過程を自ら解説

小袋成彬「2倍速で撮っていて…」 『Selfish』MV制作の過程を自ら解説
J-WAVEで放送中の番組『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「ZOJIRUSHI MORNING INSIGHT」。5月30日(水)のオンエアでは、シンガー・小袋成彬さんが登場。 6月4日(月)からスタートする『ショートショートフィルムフェスティバル&アジア 2018(SSFF & ASIA 2018)』の「ミュージックビデオ部門」にノミネートされた作品『Selfish』について伺いました。

■映像作家の石田悠介が監督を務めたMV

小袋さんのニューアルバム『分離派の夏』に収録されている『Selfish』のミュージックビデオは、監督を映像作家の石田悠介さんが担当しています。

小袋:もともと知り合いではなくて、「こういう映像をイメージしている」という中からスタッフに選んでいただいて、初めてお会いしました。(石田さんと)蕎麦屋に一緒に行って、「どんなのが好きか」「この作品はどのような意味でつくられたか」というのを共有しました。そこまで訊いていただけるのは嬉しかったですね。
別所:小袋さんからはリクエストとか、こんな世界観というのは伝えたのですか?
小袋:「なぜこういう歌詞が出てきたのか」というのは自分で言えるので、それを伝えました。けっこうべらっとしゃべって、石田さんにまとめてもらったほうがいいのかなと思って……。

■『Selfish』のカメラワークに注目

別所が「ぜひ大きなスクリーンで、映画祭で観ていただきたい」という『Selfish』のMVは、「自動車事故をきっけに人の心情の変化を表現した」という作品。別所が注目していたのはカメラワークでした。

別所:僕はすごく好きなのはカメラワークで、ネット上でMVをご覧になっている方はいると思いますけど、大きいスクリーンで観たときにどういう印象を受けるかというのを、映画祭のスクリーンで体感してほしいです。カメラワークとかで人の表情がぶれたりするところが、スッと歌の世界と重なっていく部分とか、ちょっとドキドキするところがあって、基本モノクロで進むじゃないですか。冒頭は映画館ですか?
小袋:映画館っぽいところですね。
別所:フィルム的にふっと進んでいくんだけど、あれは別にリクエストじゃないんですね。
小袋:それは全部おまかせしました。
別所:作品のストーリーも石田さんがまとめたそうですが、どうですか? ご自身の楽曲が別の誰かの表現で映像化されるというのは?
小袋:今までレーベルやってたんで、全て僕から出る作品は自分の手を加えたものだったんですよ。映像は。でも初めて自分の手を離れて全任した形だったので、「映像の人はこう作品をとらえるんだ」という驚きがありました。
別所:撮影は大変でしたか?
小袋:スローモーションなので2倍速とか4倍速で撮っているんですよね。だから口があわないのが難しかったです。
別所:それはミュージックビデオとしては結構大変な……(笑)。
小袋:そうですよね(笑)。謎のテクニックです。ひたすら練習するしかないんですよ。事前に2倍速の音源はいただいていて、それに口をあわせるんですけど、そもそもリズムにきっちり歌ってないんで、2倍速にするとなおさら意味がわからないタイミングなんですよね。だからゆっくりしてみないとわからないんですよ。現場で映像に撮りこんで、半分のスピードにして「あっているか、あっていないか」と確認するという……。

■心に残っているMV

トーク後半は小袋さんに、これまでに見たMVについて心に残っているものを訊きました。

いっぱいあるそうですが、「単純に技術を見るのが好き」と語るとおり、映画『マトリックス』の弾をよけるシーンを思わせる映像としてケンドリック・ラマーの『HUMBLE.』のMVを挙げました。「映像の技術が発達して、ミュージックビデオレベルでそういうものができるようになっているのにはびっくりしました」と感想を述べました。また、最近のMVのトレンドについては「ストーリー性よりも、ただひたすら表現に凝るというものが多いのでは」と分析していました。

小袋さんの『Selfish』MVは、6月10日(日)表参道ヒルズ・スペースオーで11時20分から、6月22日(金)二子玉川ライズ・iTSCOM STUDIOで20時から公開されます。気になった方はぜひチェックしてみてください。

この記事の放送回をradikoで聴く
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:『J-WAVE TOKYO MORNING RADIO』
放送日時:月・火・水・木曜 6時−9時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

J-WAVEニュースの記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。