TVでは語られない“万引きGメン”の裏話

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彼女が語ったとんでもない万引き犯がコレだ

ケース1:発狂してそのまま病院に連れていかれた主婦

お寿司のネタセットを万引きした奥さんは、どう考えてもちょっとおかしな雰囲気でしたので、事務所で保護していると、いきなり白目を剥き、泡を吹いて発狂。いきなり苦しみだしたので、私たち全員がパニックに……。どうも精神科の病院に入院されていたようで、旦那さんが深々と頭を下げて、病院に帰って行かれました。

ケース2:全力疾走して逃げようとするアスリートの女子高生

口紅を全種類根こそぎスポーツバックに入れている制服姿の女子高生を発見したのですが、彼女は「もうどうなってもいい」という感じでお店の外へと出ていきました。只ならぬものを感じ、私たち、万引きGメン全員で追いかけたのですが、足が速くて、速くて、誰も追いつけなかったんです。みんな息が上がってひっくり返ってしまって。後日、親御さんに連れられて謝罪に来られました。体育大付属の学校に通っていた生徒さんで、どうも厳しいコーチからの練習ストレスが溜まっていたようです。大事にはしなかったのですが、彼女は親御さんと相談して、もうスポーツは辞めたみたいですね。今も普通にお店にお買い物に来店されますよ、明るい顔になって。

ケース3:警察に通報されたことに逆恨みし、自宅に乗り込んできたおじいさん

何度か常習のおじいさんだったんですが、もう最後の手段で警察に連絡しました。それからしつこく私の自宅を突き止めようとするようになり、ついに自宅までやってきました。恐ろしかったですね、杖でドアをバンバンと叩いて、警察に来てもらったので大事には至らなかったですが、引っ越しはしました。

万引き被害は実は〇〇〇が多い

彼女が最後に話してくれたのは、どのテレビでも話題にされない真実でした。

実は、従業員が店の品物を万引きするケースが非常に多いんです。なんだか変にポケット膨らんでいたり、不自然にカバンがパンパンになっていたり……。哀しいですが、従業員さんを監視することに一役買っているのも私たちの存在なんですね」

あなたには、この万引きGメンの存在、どのように映っただろうか?

(C)写真AC

―― 見たことのないものを見に行こう 『ガジェット通信』
(執筆者: 丸野裕行) ※あなたもガジェット通信で文章を執筆してみませんか

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