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人工知能を活用し、乳幼児が泣いている理由を泣き声から推測するスマホアプリ

米カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)デイヴィッド・ゲフィン医科大学院のアリアナ・アンダーソン准教授を中心とする研究チームは、2018年5月、人工知能(AI)を活用し、乳幼児の泣き声からその原因を推測できるスマホアプリ「ChatterBaby」を開発した。

・乳幼児が泣いている原因を泣き声から自動で推測

「ChatterBaby」は、乳幼児の泣き声をとらえ、信号処理と機械学習を用いた独自のアルゴリズムでこれを分析し、「お腹が空いた」「痛い」「ぐずっている」という3つのパターンから泣いている原因を推測する仕組みが特徴だ。

4児の母でもあるアンダーソン准教授は、3人目の子どもの泣き声が上の2人の子どものものと似ていることに気づき、このアプリのアイデアを着想。

研究チームでは、2000件以上の乳幼児の泣き声を集めてデータベースを作成し、アルゴリズムにこれを与えて、泣き声の強さ、長さ、泣き声の間などから、泣き声のタイプごとに音響特性を学ばせた。

その結果、乳幼児が泣いているかどうかを90%以上の精度でとらえ、「痛い」という泣き声を90%以上の精度で推測できたという。

・新米のパパ・ママにも役立つ子育てサポートツール

「ChatterBaby」は、乳幼児の泣き声を聞き取ることのできない聴覚障がいのある親はもちろん、乳幼児が伝えようとしていることがまだ理解しづらい新米のパパ・ママにも役立つ子育てサポートツール。

iOS対応アプリおよびAndroidアプリとしてリリースされており、いずれも無料でダウンロード可能だ。(文 松岡由希子)

ChatterBaby

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