体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

【Interview】コード不要でウェブサイト制作が可能に!世界1位を獲得した話題のデザインツール「STUDIO」を探る

今、世界中から注目されている日本発のデザインツールがあるのを、ご存知だろうか。2017年4月に、ベータ版を公開。その後、わずか5か月で1万人のユーザーを獲得。あの“プロダクトハント”で、世界第1位となった革新的なサービス、「STUDIO」だ。

最大の特長は、コード不要でウェブサイト制作ができるところ。思いどおりのデザインで、ウェブサイトを簡単に公開できる点が、高く評価されている。

先月、満を持して正式版をリリース。開発元であるSTUDIOの代表取締役、石井 穣(いしい ゆたか)氏に、早速詳しい話を聞いた。(写真:向かって左から2番目が石井氏)

・デザインとコードを1つにした画期的なツール

Q1:まずは、このようなサービスを開発するに至ったきっかけから、お聞かせください。

創業者である私と甲斐(啓真氏)は、どちらもデザイナー兼エンジニアとして、これまでにたくさんのウェブサイトやアプリを、制作してきました。

しかし、その過程において、さまざまな問題が生じました。デザインと開発が完全に分離しているのが原因で、一からデザインした後に、再度1から実装をしなければならない。デザイン通りに、実装されない。デザイナーと開発者間のコミュニケーションコスト、などです。

それらを解決するには、「デザインとコードを、1つにしてしまえばいいのではないか?」と考えました。そのアイディアの下、実際のコードベースのデザインツール「STUDIO」を開発しています。

Q2:ベータ版の反響はかなり大きかったようですが、どのような部分がユーザーに評価されたと思われますか?

“コンセプト”と、“プロダクト”ではないでしょうか。私たちのコンセプトは、ウェブサイトを作ったことのない、まったくの素人だと、なかなか理解しづらいと思います。

ただし、一度でもウェブサイト制作に関わったことのあるデザイナーや、エンジニア、ディレクターなどには、とても刺さるコンセプトになります。さらに、それを表現するためのプロダクトの完成度が高く、しっかりと伝えられたことが大きい、と思われます。

最初からグローバルでこのコンセプトは必要とされている、と感じていたので、英語ベースで作成していたことも、功を奏したようです。おかげさまで、“プロダクトハント”で1位を獲得することができました。

・いかに直感的に使えるかを重視

Q3:開発にあたって最も苦労したのは、どんなところでしょうか?

私たちのコンセプトは、まったく新しいものです。そのため、より多くの人に使ってもらえるよう、「直感的に使えるようにすること」に、一番苦労しました。

単純に機能を増やすだけなら簡単ですが、それをいかにわかりやすくするか、直感的に使えるようにするかを考え抜いて、一つひとつの機能を実装しています。

デザイン的思考だけではだめだし、エンジニア的思考だけでもだめ。両方の側面を、うまく合わせながら開発していくことが、大切です。

Q4:今後の展開について、教えてください。

将来の目標は、あらゆるウェブサイト制作のプラットフォームになることです。そのために年内は、新機能の開発など、プロダクトの改善に励んでいきたい、と思っています。

今後は、日本国内だけではなく、海外でのシェアもしっかり取れるよう、現地チームや海外マーケティングにも、力を入れていきます!

直感的な作業だけで、手軽にウェブサイトを制作できる本ツール。そのメリットは、コスト削減や時間短縮だけではない。作り手のクリエイティブな欲求も、満たしてくれることだろう。料金プランは、全部で3つ。まずは、無料コースから始めてみよう。(取材・文 乾 雅美)

STUDIO  次世代デザインツール

 

Techableの記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。