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「影を飾る」インテリアの新しい考え方

「影を飾る」インテリアの新しい考え方

ぽかぽかした陽気の休日。
天気はいいのだけど、どこかに出かけるわけでもなく、風の香りを嗅ぎながら、窓際に座って昨晩買った小説を読んでのんびり過ごす。だんだんウトウトしてきて、やわらかな風を頬で感じながら、気づいたらお昼寝タイム……。

 

こんな休日の過ごし方が、私は好きだ。

窓辺に横たわり、あたたかな光を布団代わりに昼寝するなんて、とても充実していると思う。

窓越しの光が室内に浮き立たせる影の形を目で追いながら、「なんかクジラみたいだなぁ」「あっちは巨人」「これはウサギっぽい」だなんて、ぼーっと考えながら夢の中にゆっくり落ちていく、このまったりした時間がたまらない。

そんな至福の休日を彩る
そよかぜのスタチュー

「影を飾る」インテリアの新しい考え方© 2018/Artem Zakharchenko「影を飾る」インテリアの新しい考え方© 2018/Artem Zakharchenko「影を飾る」インテリアの新しい考え方© 2018/Artem Zakharchenko「影を飾る」インテリアの新しい考え方© 2018/Artem Zakharchenko

影を楽しむオブジェ「Flight shadows」。

中空に浮く立体的なこのオブジェは、羽ばたく鳥をイメージしたもの。中は空洞で、全部が均等に線でつながれているわけではないけれど、自由に空を舞う鳥の穏やかさや、鳥が乗る風の流れが伝わってくるような気がする。

鳥の下には、真上からの影を型取った黒い台座。この台座のほうが上部の”鳥部分”よりも目立っていて、まさに「影」が主役のよう

このオブジェを窓辺に置けば、太陽の角度によって”本当の影”も室内に広がり、時間帯によって表情を変える影の形が楽しめそうだ。「影を飾る」インテリアの新しい考え方© 2018/Artem Zakharchenko

昼下がりの窓際、
記憶に残る「影」がインテリア

「影を飾る」インテリアの新しい考え方© 2018/Artem Zakharchenko

豊かな暮らしを送るため、他人に見られる”服”などではなく、ひとりの空間を充実させたいと感じる人は多いと思う。観葉植物だったり、絵画だったり、照明やスピーカーなどのアイテムも、こだわりのモノで揃えたい。

これらが充実してくると、次にほしくなるのがオブジェ。
それならば、それ自体を眺めることはもちろん、そこから生み出される”影”で部屋を彩るという新しい考え方のオブジェはどうだろう。「影を飾る」インテリアの新しい考え方© 2018/Artem Zakharchenko

デザイナーのArtemさんは、こう話している。

The shadow symbolizing the memory that will always remain with us.
(私たちとともにあり続ける、記憶を象徴する影だ。)

まったりゆっくり過ごすひとりの休日。
休日の貴重な時間をただぼーっと過ごして消費しているのではない。こうしている時間もきっと脳は記憶していて、部屋に広がる影の形を、数年後にふと思い出したりする。
そのときに、窓際でリラックスして過ごした気持ちいい感覚も同時に蘇ってきて、未来の自分自身をも癒してくれるのだと思う。Top Photo by ©2018/Artem ZakharchenkoLicensed material used with permission by Artem Zakharchenko

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