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専業主婦が“好き”を仕事にして起業した話

専業主婦が“好き”を仕事にして起業した話

独立や起業と聞くと、憧れるけれどどこか遠いところの話のように感じてしまいますよね。ましてや社会人歴が浅い人は、自分に割り振られた仕事をこなすので精一杯だと思います。

でも、その精一杯の仕事が、独立や起業のチャンスを生み出すかも……。

「誰にだって、結果オーライの神様がついている」

「奥村知花 『進む、書籍PR!たくさんの人に読んでほしい本があります』(PHP研究所/2018年)より引用」

書籍PRとして、数多くのヒット作に関わっている奥村知花さんはそう言います。それは奥村さん自身が「独立してやる!」「起業するぞ!!」という意気込みが一切ないまま、気がつけばフリーランスとして、好きな本に関わる仕事をやり続けることができているからです。

奥村さんの初めての著作『進む、書籍PR!たくさんの人に読んでほしい本があります』では、書籍をメディアに売り込む書籍PRのノウハウに加えて、奥村さん自身がどう周囲の人と関わってきたかが書かれています。

奥村さんのスタートは専業主婦。そう聞くと、そこからどうやってヒット作に関わる仕事をするようになるのか不思議ですよね。本人曰く「ヤシの実のように流れ流れて」たどりついたそうですが、もちろん文字通り流れ流れていたわけではありませんでした。

主婦からレストランのPR担当になり、その後フリーランスの書籍PRになるのですが、書籍PRへの扉を開いたのは運命ともいえる1本の電話。その電話はレストランPRを退職するときに出した挨拶状を受け取った方からのものだったそう。退職するにあたって挨拶状を出す、という社会人としては普通のことが、好きな本に関わる仕事に繋がったのです。

書籍PRというのはメディアへの売り込みをする仕事なので、成功もあれば失敗もあります。出版社との打合せではケンカ寸前になったり、あるメディアからは出入り禁止を言い渡されたりしたことも。プライベートでも離婚と再婚、過労で救急車に乗ったり……といろいろなことが起こっています。

それでも、奥村さんから出てくるのは、こんな言葉。

「経験を失敗ごと愛してほしい」

「奥村知花 『進む、書籍PR!たくさんの人に読んでほしい本があります』(PHP研究所/2018年)より引用」

これは奥村さんと一緒に仕事をしている後輩にあてて書かれたもの。

そうは言われても、なかなか失敗を愛するのは難しい。でも失敗することで勘が磨かれると、彼女は言います。失敗を恐れずに行動し、真摯に仕事に向き合うことが、好きなことを仕事にできた秘密なのかもしれません。

広報や広告に関わっている方はもちろん、好きなことを仕事にしたいという方にはオススメの1冊です。専業主婦が“好き”を仕事にして起業した話『進む、書籍PR!たくさんの人に読んでほしい本があります』著:奥村知花(PHP研究所)

92万部を突破した『おやすみ、ロジャー』、20万部の児童翻訳小説『ワンダー』、36万部の『肺炎がいやなら、のどを鍛えなさい』……。
今、出版業界で大注目の書籍PR。
その先駆けとなった女性のアイデアを膨らませ、人間関係をつなぎ、作り手の思いを世の中に広め、社会の役に立つ情報を提供する。
本好きが嵩じてフリーランスになり、幸せを見つけた著者の、幸福な働き方、物の考え方を紹介!Licensed material used with permission by PHP研究所

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