電動キックスクーターのシェアリング「Skip」、ワシントンでサービス開始

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車、バイク、自転車と乗り物をシェアリングする動きが活発になるなか、米国では電動キックスクーターでのシェアリングも徐々に広まっている。

電動スケボーメーカーのBoosted Boardsの前CEOが立ち上げた電動キックスクーターのシェアリングサービス「Skip」はこのほど、ワシントンD.C.でサービスを開始した。間もなくサンフランシスコでも展開する見込みだ。

・乗り捨てスクーターを回収

電動キックスクーターのシェアリングそのものは、米国では西海岸を中心にすでに数社が展開している。ドックレスでどこにでも乗り捨てできるという利便性がある一方で、歩道に乱雑に置かれているケースが多発していることから、サンフランシスコ当局がサービス元に注意するなど社会的な問題にもなっている。

そこで、Skipではこの点に留意したサービスとしている。他社と同様にドックレスで乗り捨てが可能なのだが、スタッフが通りに乗り捨てられたスクーターを回収し、充電して翌朝にしかるべきところに置いておくのだ。

・アプリで検索、支払いも

スクーターそのものの性能はというと、350wのモーターを搭載し、最高スピードは時速29キロメートル。航続距離は48キロとなっている。

使い方は簡単。まずアプリ(iOS、Android)をダウンロードする。するとアプリのマップに利用可能なスクーターが表示され、使用する際はスクーターのハンドルバーについているQRコードをスキャンするだけ。すると使用の記録が始まり、支払いもアプリで済ませられる。

車と違ってスクーターは運転免許が不要で、駐車場を探す必要もないことからかなり手軽な乗り物だ。日本でもこういうサービスがあると意外に需要を掘り起こせるのかもしれない。

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ウェブサイト: https://techable.jp/

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