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自衛隊の戦闘機や護衛艦に書かれた数字の読み方

自衛隊の戦闘機や護衛艦に書かれた数字の読み方

街で見かけるパトカーや消防車両に記号が書かれているように、自衛隊の装備品にも数字が記されています。自衛隊機の尾翼にある6ケタ数字や護衛艦の艦首にある3~4ケタの数字を見たことがあるはずです。航空自衛隊、海上自衛隊、陸上自衛隊それぞれの数字の読み解き方を見ていきましょう。

航空自衛隊機は6ケタの数字で構成

航空自衛隊機には、民間機のような「JA-XXXX」といった国籍を示す機体記号はなく、すべてが「2ケタ-4ケタ」の6ケタの数字で構成。民間機とは違う独自のルールで数字が割当てられています。主要機をメインに解説しましょう。

6ケタの最初の数字は納入年度の下1ケタ(西暦)、次が登録順位(機体ごとの数字)です。具体的には「2」がF-15J/DJ、「3」がF-2A/B、「4」がE-2C/E-767、「6」がT-4、「7」がF-4EJ/EJ改となっています。

ハイフンを挟んだ3つめの数字は機種区分(用途)。「1」が輸送機、「2」がその他、「4」が回転翼機、「5」が練習機、「6」が偵察機、「8」が戦闘機です。

残りの3ケタは製造番号となっていて、F-4EJが301~440号機、F-15Jが801~965号機、F-15DJが051~098号機、F-2Aが501~564号機、F-2Bが101~134号機。この数字は機首に記載されている3ケタ数字と同じです。

海上自衛隊の護衛艦の艦首に数字

海上自衛隊の記号といえば、護衛艦の艦首に付いた3~4ケタの数字です。これは艦番号と呼ばれるもので、3ケタの場合は上1ケタ、4ケタの場合は上2ケタまでがクラス(艦種)を表します。

続く下2ケタは通し番号になっており、同型艦は1つずつ増加。そして、全くの新造艦が就役すると10番台が繰り上がるという仕組み。連番が途切れて艦種が変わったことが分かります。

艦番号と艦種は、100番台が大型護衛艦(甲型)、200番台が小型護衛艦(乙型)、300番台が掃海艦、400番台が救難艦・補給艦など、500番台が潜水艦、600番台が掃海艇、700番台が掃海管制艇、800番台がミサイル艇です。

さらに、2100番台がLCAC、3500番台が練習艦、4000番台が輸送艦・支援艦、5000番台が砕氷艦・観測艦など、6000番台が試験艦となっています。

陸上自衛隊の装備品の2ケタ数字

陸上自衛隊の装備品は、戦車から小銃に至るまで「○○式」という2ケタの数字が、正式名称として付けられています(ヘリコプターと航空機を除く)。これは装備化された年度を表すもので、西暦の下2ケタです。

具体的には、最新鋭の「16式機動戦闘車」は、2016年度に装備化されたことを表しています。なお、装備化前の試作車は各種イベントで展示されており、その際は開発名称の「機動戦闘車」で呼ばれていました。

数字の読み方は、無線の和文通話コードを使用するので「10式戦車」であれば「ひとまる」と発音します。ちなみに、陸上自衛隊の1から0までの数字の読みは「ひと・に・さん・よん・ご・ろく・なな・はち・きゅう・まる」です。

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