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不妊治療3年目。芸能人のおめでた報道を聞くとイライラ&ムカムカ

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「おめでとうございます!」

朝夕のニュース番組では、妊娠、出産をしたことで本当に嬉しそうで、幸せそうな人たちの笑顔と声、そして本人たちの喜びのコメントが流れてきます。

それを目にするとイライラムカムカがアップ。

「どうして芸能人はすぐに妊娠できるの?! 私よりも遅く結婚しているカップルがどんどん妊娠して、そして出産していく。年齢も私よりも上なのに!!!」

結婚して4年、当時の私(29歳)は子どもが欲しくて欲しくてどうしようもありませんでした。

不妊治療に約3年通い、ようやく「妊娠した!」と思ったら、流産。悲しくて悲しくて思い出しては涙していました。なので、芸能人の妊娠と出産報道はそんな私には辛いニュースでしかありませんでした。

報道があるのは仕方のないこと。辛かったら見なければよいだけなんですが…。でもおめでた報道の出だしを見ただけでも、イライラムカムカは襲ってきました。

芸能人だから特別妊娠しやすいとか、そういうことももちろんありません。年齢だってさまざまだし、自分の勝手な言いがかりでしかないことは分かっています。でもどうしても、妊娠と出産に敏感になっていた私にはそう思えてなりませんでした。 関連記事:後から結婚した人が次々妊娠していき焦りが募る…4年の歳月を経てついに妊娠!

友人や親戚の妊娠報告ももちろん辛いですが、やはりそこは近しい人。羨ましいという気持ちと自分にはできないという辛さはあったものの、イライラムカムカといった怒りにも似た感情はありませんでした。

ふっと湧いて出る有名人の報道は、怒りをぶつける対象としてはちょうど良かったのかもしれません。

そんな中、不妊治療に通っていた病院の待合室である妊活雑誌を目にしました。そこには辛い不妊治療を何年も続けてようやく子どもを授かることができた芸能人のインタビューや、何年も何年も高度な不妊治療を続けて中断と再開を繰り返し、今はもう一度トライしようかどうしようか…と悩んでいる芸能人のコラムも載っていました。

「私と同じなんだよね…」と、その人たちの経験談を読みながら、イライラとした気持ちがしぼんでいくのが分かりました。そして「私も頑張らなきゃ!」という気持ちになれたのです。

私は幸いにも、その後元気な息子(現在1歳)を授かることができました。

尽力して下さった病院の皆さんや家族には本当に感謝しています。そして、自分の辛い経験を公表してくれた芸能人の方々の経験談にも励まされました。

「辛い思いをしているのは自分だけじゃない」、そう思えたのは本当に大きかったです。今でもそのコラムが頭に残っています。そして私は今、再度不妊治療に挑戦しています。

関連記事:長く辛い不妊治療。私にとって支えになったものとは…

イライラやムカムカが湧き上がってきたら、あの時の芸能人の不妊体験コラムを思い出し、健やかな気持ちで不妊治療と向き合いたいと思っています。

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著者:こぼ

年齢:32歳

子どもの年齢:1歳1ヶ月

私は現在32歳。愛する息子は1才と1ヶ月。息子は私達夫婦にとって初めての子供。数年の不妊治療を経てようやく授かりました。子育ては大変ですが毎日が喜びと驚きの連続です。夫と二人、苦悩しながらも笑いの絶えない日々。そして今、二人目希望で再度不妊治療に取り組んでいます。

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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