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「髪の毛を寄付する」ヘアドネーションの一部始終に密着!

「髪の毛を寄付する」ヘアドネーションの一部始終に密着!

 「ヘアドネーション」って言葉、聞いた事ありますか?

 ヘアドネーションとは、広く一般の方から寄付された髪の毛を、18歳以下の髪の悩みを抱える子供たちのために、「かつら(ウィッグ)」を作るのに必要な人毛を寄付する事。これまでにも女性芸能人が何人も協力し、度々話題になっているのは記憶に新しいところです。

 この「ヘアドネーション」、髪の毛が31センチ以上ないと協力する事が難しいのですが、今回、筆者娘(11歳)が「今まで伸ばし続けていた髪の毛を切りたい」しかも「ヘアドネーションに協力したい!」と言い出したので、母としてはもちろんOK!そしてこの取り組みについてより知ってもらう機会になれば……と思い、一部始終をレポートいたします。

【さらに詳しい元の記事はこちら】

 髪の毛に対するこだわりが強い娘、母である筆者がいい加減髪の毛を切れば?と言い続けてきた程に伸びまくった髪に固執していたにも関わらず今回協力したいと言い出したのは、従姉妹(筆者姪)の「切るならヘアドネーションに協力したら?」というひと言。母よりも同世代の言葉の方がよく入っていくのはやはり思春期だからなのか……そんな事を思いつつ、自宅近くでヘアドネーション協力サロンを探してみると、ありました。

 NPO法人「Japan Hair Donation & Charity(ジャパン ヘアドネーション&チャリティー)」(以下JHD&C)協力サロンの名古屋市千種区にある「Salon de Paris(サロンド パリス)」さんに取材をお願いししたところ、快く許可を頂きましたので早速予約をしてきました。

■ 初のヘアドネーションレポート

 こちらのサロンでは平日のみヘアドネーションを受け付けているという事で、事前に電話で予約をするのですが……「家庭用ラップ(30センチ)の箱を髪の毛に当ててみて、毛先を揃えて切っても大丈夫な程度長さがあれば受け付ける事ができますが、カラーやパーマなどはしていませんよね?」と結構しっかりと聞かれました。まだ子供なのでちょっと傷みはありますが、長さは充分にある旨を伝えると「それなら大丈夫ですよ。予約を取りますね」と。

 そして当日……

 予約したサロンにお邪魔し、今回のヘアドネーション協力について取材してきました。流れとしては、髪の毛を普通にカットするのではなく、毛束をいくつか作り、ゴムひもで束ねてからその毛束を一つずつカット、一通り全部カットし終えたところで仕上げのカットを行っていく、といった手順。毛の量にもよりますが、筆者娘の髪の毛は首元から毛先の長さまで40センチ近くあったので根元、真ん中、毛先の3か所ほどをゴムひもで留めて、6本の毛束をカットできました。筆者も「カットしますか?」と聞かれ、ドキドキしながらハサミを使わせてもらいました。





 前にこちらのサロンでヘアドネーションに協力した小学生の双子さんは、お互いに髪の毛を切り合ったそうで、「思い出に残った」と嬉しそうだったとか。

 切り終えた毛束をよく見ると、途中で切れて長さがばらついていたり傷んで枝毛になっていたりと結構気になる感じでしたが、この毛束はウィッグにする為の特殊な処理を行い、様々な方から寄付された髪の毛を均質化し、色味を揃えてからからウィッグへとなります。娘の髪はカラーやパーマなどで傷んでいる訳ではなく、「このくらいの傷みであれば大丈夫」との事。しかし、カラーやパーマなどで髪の毛が痛んでいる場合はその工程に耐え切れずにボロボロになってしまう事もあり、使えなくなる事もあるそう。なので、今回協力いただいたサロンでは予約の電話時にかなりしっかりとヒアリングするそうです。


■ 参加するには事前に電話等でのヒアリングがあるよ!

 娘がシャンプーから仕上げのカットをしてもらっている間にオーナーの小林恵さんにお話を伺いました。

 ヘアドネーションに協力しようと思った切っ掛けは、数年前にテレビでこのような取り組みを行っているという事を知ったからという事ですが、実は小林さん自身もがんサバイバー。辛い抗がん剤治療を経験し、今は元気にお店を切り盛りできるようになったのですが、治療中はやはり髪の毛が抜けてしまい精神的にもかなり辛かったそう。そしてサロンの付近にはがん治療の拠点病院がある事もあって、中には常連の方で抗がん剤治療を受ける事となり、髪の毛が抜けてしまった事を相談しに来る人もいらしていたそう。

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