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興味があれば即突進!迷子は日常茶飯事!小学生になった娘に一瞬で消える理由を聞いてみた by なないお

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この世には、外に出た時に親についてくる子供とついてこない子供の二種類がいるようです。

うちの場合は娘はついてこない子、息子はついてくる子でした。

どうも世の中見渡すと親についてくるお子さんの方が圧倒的に多いようなのですが、たまにうちの娘のように一瞬で消えてしまうお子さんもいるようです。 前回の記事:下の子が幼稚園に入り7年ぶりに訪れた一人時間。開放感で泣けた話 by なないお

一歳になる頃に歩き始めた娘、何かに興味を持てば突進して行きます。川を見ればまっすぐ突っ込んで行く。恐る恐る覗くようなことはありません。全速力で突っ込んで行くので飛び込む気マンマン。

もちろん目を離せないので路上では常に手を繋いでいましたが、広い公園の中などで遊ばせようとすると池とか見つけて突っ込んで行っちゃうんですよね。ダッシュで寸止めです。

初めて娘が消えたのは一歳半の時。ホームセンターで商品を手にとって説明書きを読んでいた数秒の間です。一瞬だけと思い手を離してしまいました。

いない!!まだ近くにいるはず!

と思って店中をぐるぐる周って探しましたが見つからない。このまま娘が消えてしまったらどうしようと半泣きになりながら店を3周くらい周ったところで商品を眺めている娘を発見しました・・・。

それ以来外出先では極力ベビーカートに乗せていたのですが下の子が生まれたためにそうはいかなくなってしまいました。

おまけに人見知りというものがほぼなかった娘は、警戒心もない。

お花見に出かけて消えた!と思って一生懸命探していると、他人様のお花見パーティーに勝手に参加しておにぎりとみかんをもらってご機嫌におしゃべりしていました。

とてもおしゃべりで人懐っこく「あたしを見て!!」というタイプの子でしたので、お店のレジでは毎度台に上る勢いで自己紹介、消えた時も見ず知らずの大人にひたすら喋っていることもしょっちゅうでした。

この傾向は大きくなった今でも同じで、構ってくれそうな大人がいると延々と喋り倒しています。(家庭の事情まで事細かくいうのは恥ずかしいからヤメてくれ)

幼稚園くらいになると親がいないことには気づくようになり、大きなおもちゃ屋では毎回迷子呼び出しを食らっていました。親が。

娘の感覚では迷子になっているのは親の方だったようで、店員さんに声をかけて親を呼び出していました。

スーパーでも自分でウロウロして親を探すようなこともなく、お菓子売り場で「かあさーーーーん!!!」と大声で連呼して呼び出します。買ってほしいものを見つけた時に初めて親がいないことに気づくみたいです。

一方息子の方は店の中でも常に親から見える位置にいて、ちょっとでも離れたらついてきます。もちろん私の方も子供から目を離さないようには気をつけているのですが、買い物は商品を見ないとできないので100%子供を見ているわけにはいきません。

なんで娘はついてこないんだろう?どう見ても自分からついてくる気などさらさらないようです。

小学校に入った頃、娘に聞いてみました。

私「ねぇ、外に一緒に出かけたときは、子供は親についてくるって知ってる?」

娘「えっ?そうなの?!」

私「もしかして、親が子供についてくるものだと思ってた?」

娘「え、当たり前じゃん」

私「外に出た時に、かあさんがどこにいるのか気にしたことある?」

娘「ない」

そうかー!やっぱりそうかー!

娘の中ではついてくるのは親の方で自分は自由に行きたいところへ行くだけだったようです。外に限らず世界は自分中心に回っているので親の指示に従うという意識もゼロ。

もちろんいなくならないように細心の注意を払っていましたが、子供の方にも親について行く、相手の居場所を確認する意識がゼロではやはりはぐれてしまいます。

娘には親も気をつけているけども、あなたもついて行こうと意識してもらわないと困ることを納得するまで説明しました。

最初はなんで自分がそんなことしなきゃいけないのか腑に落ちないようでしたが、繰り返し説明し消えることは少なくなりました。

小さい子供は自分を守ってくれる親が近くにいないと不安になるからついてくる、それでも時々何かに気を取られて迷子になってしまうものと思っていました。

そういう不安は本能的に備わっているものと思っていましたが、どうやら娘は親が見えなくても不安になるということが全くなかったらしいです。

中学生になった今でも

「不安?そんなもん考えるだけ時間の無駄よ」

と豪語する娘ですが、無事に生きてここまで大きくなってくれただけでも奇跡のような気がします。

こんな楽天的でパワフルな娘ですが自閉症スペクトラムの診断もついています。自閉症という言葉の響きからはあまりにかけ離れているのでびっくりですわ。積極奇異型と呼ばれるタイプで、娘はADHDも併発しています。

賛否両論ありますが、今はハーネス(迷子ひも)という便利なものも認知されつつあります。娘のように一瞬で消えてしまうお子さんには是非とも使って欲しいと思います。

私も使いたかった!!何度寿命の縮まる思いをしたことかわかりません。 関連エピソード:大分歩けるようになって楽しくお散歩 ♪ と思っていたけれど…改めて感じた「命の責任」 by ユーラシア

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著者:なないお

年齢:49歳

子どもの年齢:娘11歳、息子9歳

発達障害を持つ子供たち二人を育てるシングルマザー。乳がんを患い治療中。頭の中をTwitterに垂れ流しながら復活の呪文をとなえています。

娘:明るくスパイシーなアクセル全開系女子。ADHD(注意欠陥多動性障害)、アスペルガー症候群。

息子:おだやかで刺激に弱いダジャレ数学少年。自閉症スペクトラム(広汎性発達障害)

ブログ【うちの子流~発達障害と生きる】URL:http://nanaio.hatenablog.com/

※プロフィール情報は記事掲載時点の情報です。

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