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ロマンティックが止まらない! 世界に1台、RE雨宮製ロードスター

この手の車を所有する人の寛容さに驚くとともに、待っているその時間すら何か楽しんでいるように見える。

車が戻ってきた今、黒木さんはいつかこのロードスターで北海道を走ってみたいと言う。

軽い車体に高回転までスムーズに吹き上がるロータリーエンジン。そんなオンリーワンな車で格別な時間を過ごしたいという黒木さんの夢の実現は、まさにこれから始まろうとしている。

ただ、水色の車体を眺めながら黒木さんはこうつぶやく。

「ずっと長くは所有できない車だと思うんですよ、自分には。もし手放す時が来たら、お金をかけて加修しながらこの状態を維持してくれる人に譲りたい」

むむむ……。愛車を前に何とも切ない話である。

修理を待っている時間はもう十分楽しんだ。後は、いつか来る別れの時まで、一緒に過ごす時間を全力で楽しんでもらいたい。

▲エンジンルームにきれいに収まるRX-8のロータリーエンジン。エンジン自体には大掛かりなチューニングは施されていないと言うが、チューニングカーならではの機械的な美しさがある ▲ロータリーはエンジンオイルも少しずつ燃やしているとのことで、オイル残量のチェックも欠かせない

▲週末しか車を運転する時間がない黒木さんだが、休日には必ずエンジンに火を入れてあげるようにしているという

どんなクルマと、どんな時間を?

マツダ ロードスター改は世界に1台だけの車

ベースとなっているマツダ ロードスター(2代目)は、世界的に人気を博した初代を継いで登場した。リトラクタブルライトは廃止したが、ライトウェイトオープンのコンセプトは変更せず、排気量は初代同様1.6L、1.8Lの2タイプを用意。この代では限定販売モデルのクーペタイプも含め様々なグレード展開がされ、ラインナップの幅を広げた。

黒木さんの愛車はこの2代目をベースにコンパクトでハイパワーなRX-8のロータリーエンジンを搭載。それに伴い機関系や内外装もRE雨宮のオリジナルに変更された、世界に1台だけの車だ。もちろん構造変更の手続きがされた公道を走れる仕様となっている。

▲黒木さんにとってクルマとは…… text/編集部 大脇一成

photo/篠原晃一

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