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LGBTが差別されない「フェアな社会」とはどういうものか? 例えば自己紹介で…

LGBTが差別されない「フェアな社会」とはどういうものか? 例えば自己紹介で…
J-WAVEでオンエア中の『〜JK RADIO〜 TOKYO UNITED』(ナビゲーター:ジョン・カビラ)のワンコーナー「LIFENET SEIMEI COME TOGETHER」。5月4日(金・祝)のオンエアでは、LGBTに対する理解について、一般社団法人「fair」代表理事・松岡宗嗣さんにお話を伺いました。

■フェアに生きられる社会を目指して

松岡さんは、この春に明治大学を卒業したばかりです。在学中からウェブメディア「ハフポスト」や「東洋経済オンライン」で、LGBTに関する情報を発信。その後、一般社団法人「fair」を立ち上げました。

カビラ:「fair」は、どのような団体を目指し、発足したのでしょうか?
松岡:私自身がゲイの当事者で、さまざまな活動に参加してきました。近年、LGBTに関する情報は増えてきたものの、まだまだ生きづらい現状があって。とくに、制度はまだ整っていません。そこに対して、もう少し社会の関心を集めることはできないか。どんなセクシャリティやジェンダーであっても、みんながフェアに生きられる社会になるように、という思いを込めて、団体を立ち上げました。

■法的に保証されない現状がある

松岡さんによると、日本は諸外国に比べて、同性のパートナー、カップルが法的に保証されていないと言います。
カビラ:自治体によっては“パートナーシップ”という考え方があったりしますよね。
松岡:渋谷区や世田谷区では、同性パートナーシップ制度があります。行政が同性パートナーを認めているという点では非常にいいことなのですが、“法的”にはなかなか保証されない部分があって。他にも、LGBTの当事者が就職活動をしたときに、セクシャリティを理由に面接を打ち切られてしまったり、会社や学校の中でセクシャリティを理由にいじめが起きたり……といった問題があるのですが、包括的に差別を禁止・解消する法律も備わっていません。
カビラ:どんなセクシャリティであれ、学ぶこと、仕事をすることで差別されるべきではないですよね。
松岡:よく自分が言うのは、自己紹介のときに「松岡宗嗣です。獅子座でA型のゲイです」と言ったとして、獅子座でA型であることは言ってもいなくても、どちらでもいいことだと思うんです。ゲイというセクシャリティも、同じようなものであってほしいと思います。獅子座であることで仕事ができなくなるって、意味がわからないことですよね。
カビラ:そのくらいフェアでありたい、お互いにフェアに扱いたい、扱われたいということですよね。

最後に「いま、松岡さんが放送を通して伝えたいこと」をお訊きしました。

松岡:LGBTのなかには、困っている人もいるので、ぜひ味方になってほしいです。友だちの困っていることを、「こういう声があります」と共有するとか。そうやって、フェアな社会になっていったらいいな、と思います。

先日、代々木公園で開催された「東京レインボープライド」は14万人が参加。浜崎あゆみさんがライブを行い、「私もマイノリティのひとりとして、みなさんと一緒にこれからも一緒に歩ませていただきたいと思っています」と語って話題になりました。どんな人もフェアに生きられる社会の実現を祈って、ぜひ「fair」の活動にも注目してみてください。

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【番組情報】
番組名:『〜JK RADIO〜TOKYO UNITED』
放送日時:金曜 6時−11時30分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/tokyounited/

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