体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

元ちとせ、「鼻で吹く笛」にチャレンジ! 台湾の少数民族を巡る旅

元ちとせ、「鼻で吹く笛」にチャレンジ! 台湾の少数民族を巡る旅
J-WAVEで4月30日(月)にオンエアされた『J-WAVE 30th ANNIVERSARY SPECIAL RINREI NATIVE MUSIC JOURNEY』(ナビゲーター:クリス智子)。この番組は、大地や自然と共存してきた歴史や「NATIVEな音楽」と出会い、生活に息づく音楽の存在やチカラを再確認し感性を深めていく、旅する音楽ドキュメンタリープログラムです。全4回に分けてお届けします。第1回目となる今回は奄美大島のアーティスト、元ちとせさんが、台湾東部に住む先住民族の台湾東部に住むブヌン族とアミ族を訪れた旅の記憶をお届けしました。

■元ちとせが台湾で未知の楽器に触れる

ここ最近、旅行先としても大人気の台湾ですが、台湾の全人口2300万人のうち約7割が台北、台中、高雄、台南といった新幹線が通る都市に集中しています。一方、台湾の東側は大きな山脈が南北に立ちはだかり、3500メートルを超える富士山クラスの高い山が点在しているので、なかなかアクセルしづらい場所となります。

この台湾の東側、花蓮県と台東県には台湾の人口の約2パーセント、数にして50数万人の台湾先住民族のほとんどが住んでいます。台湾では現在、最大の人口を持つアミ族をはじめ、タイヤル族など台湾政府が認めているだけでも16もの部族があり、その全てが独自の言葉、文化、そして音楽を持っています。しかもどの先住民たちも、かつては文字を持っていなかったので、その継承は音楽などの口承によっておこなわれてきました。

元さんはそんな台湾東部に住む少数民族、ブヌン族とアミ族を訪れました。旅を終えて元さんは、「刺激的で、でもどこか懐かしくて、とにかく楽しかったです。3日間か4日間の旅でしたが、10年くらい行っていたくらいの気持ちになった」と話します。

旅の初日、元さんは台東の空港に到着。車で移動し、アミ族の伝統的な竹製の楽器、カックンを多く作っているサウトゥエさんに会いに行くことに。

クリス:その楽器(カックン)はどんな楽器なんですか?
:竹の打楽器とか笛ですね。笛が主に多いんですけど。アトリエみたいなところに行ったら竹だらけなんです。

実際に元さんはカックンを吹いてみることに。

:いちばん最初に竹の笛が入っているかごを見せていただきました。(サウトゥエさんが)実際に笛を吹いてくれて、自分が吹いた笛をすぐ私に渡して「吹け」って言って。
クリス:(笑)
:そうしたら意外と鳴って(笑)。最初に教えていただいた笛はすごく小さくて、次にやれって言われたのが鼻で笛を吹くっていうやつだったんですけど。左側がベース音なんです。
クリス:左と右って鼻で吹き方を変えられましたっけ?
:同時にフーンってやるんです。左がベース音で、右に穴が開いていてメロディーラインを吹けるんです。散々やらされたあとにサウトゥエさんが「君は右の鼻がつまってる」って(笑)。

他にも、カックンの打楽器など、未知の楽器に触れたそうです。

■現地の子どもたちに歌を披露! 「ひとりで歌う」ことに驚かれる

続いてブヌン族の小学校を訪れた元さん。持参した三味線を使い音楽で子どもたちと交流しました。

:(子どもたちは)違う音楽に触れるってなかなかないみたいなので、驚きもあったでしょうし、自分たちブヌン族が昔から歌ってきたかたちとはまた違っていて。
クリス:子どもだったらそうかもしれないですよね。自分の世界がまずあって、その先にある音楽だから。(現地では)三味線に似たような楽器と出会いました?
:弦楽器みたいなものは、あまり見なかったですね。打楽器とか、足を踏んでリズムを取ったりするかたちとか、手とか。リズムのなかにメロディーが生まれてくる音楽が多い印象を受けました。

元さんは子どもたちの前で奄美の民謡『朝花節』を歌いました。

:ブヌン族の子どもたちってみんなで合唱が当たり前だと思っているので、ひとりで私が歌い始めたときに驚きと笑いと「恥ずかしくないの?」みたいな。1年生くらいの子たちは無邪気に表現してくれるので、「やっぱり驚くんだな」と思いました。

その後、ブヌン族の子どもたちが元さんに合唱を披露。異文化の音楽で交流を図った元さんは、その貴重な体験を楽しそうに振り返りました。

番組では、元さんがブヌン族やアミ族の人たちと音楽を通して触れあった旅の様子を、現地の音源も交えながらたっぷりお届けしました。番組オフィシャルサイトでは今回の旅の写真も掲載していますので、そちらもぜひご覧ください!

この記事の放送回をradikoで聴く
PC・スマホアプリ「radiko.jpプレミアム」(有料)なら、日本全国どこにいてもJ-WAVEが楽しめます。番組放送後1週間は「radiko.jpタイムフリー」機能で聴き直せます。

【番組情報】
番組名:『J-WAVE 30th ANNIVERSARY SPECIAL RINREI NATIVE MUSIC JOURNEY』
放送日時:4月30日(月) 18:00−20:55
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/holiday/nativemusic/

J-WAVEニュースの記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。