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お出掛け時に覚えておきたい道路のトラブル通報番号「#9910」

 連休中、車でお出かけという人も多いかと思います。特に麻疹の発生が多い地域では混みあう電車やバスに乗るのは予防接種受けていない人だとリスクが高いので、車で人の混みあわない海や山へという人も筆者周りにもちらほら。しかし、車で出かけて思いもよらないトラブルに出遭う事も。そんな時に覚えておいて損はない道路緊急ダイヤル「#9910」をご紹介します。

【さらに詳しい元の記事はこちら】

 この番号は、国土交通省が運営している緊急コール。道路の穴ぼこ、路肩の崩壊などの道路損傷、落下物や路面の汚れなど道路の異状を24時間受け付けており、動物の死骸にも対応してくれます。

 「#9910」は高速道路を走った経験がある人なら道路上の電光掲示板に時々表示されているのを見た事があるという人もいるかと思います。その為か、この番号は高速道路などの有料道路でしか使えないと勘違いしている人は少なくないかもしれません。

 しかし、この番号、実は高速道路以外の幹線道路でも通報可能ですし、それ以外の一般道(補助国道(県や政令市が管理する国道)、県道、市町村道)であれば直接通報とはなりませんが、なるべく早くに各道路管理者に連絡してくれます。

 ちなみに、国土交通省が発表している「落下物処理・動物死骸処理件数(直轄国道分・平成28年度)」によると、動物の死骸を除く路上落下物の処理件数は44.3万件。プラスチック・布・ビニール類が19%、木材類が10%、次いで鉄類、自動車部品、紙製品と続くのですが、その他は46%にものぼり、内訳は
 ・ゴミ類
 (家庭ごみ、空き缶・ペットボトル、食品
 (肉、魚、野菜、等)
 ・工事関係資材
 (砕石、コンクリー塊、コンパネ、砂利、ゴム板、ポストコーン、ラバーポール、等)
 ・石、雪塊 等
が占めています。
お出掛け時に覚えておきたい道路のトラブル通報番号「#9910」落下物処理件数(動物以外)ー国交省HPより引用

 これとは別に動物死骸処理の統計も取ってあり、平成28年度の動物死骸処理件数の内訳は、タヌキが32%、犬・猫が31%とほぼ同数、次いで鳥類・シカと続いていきます。市街部では犬・猫の処理件数が全体の約半数という数字が出ています。野良猫や地域猫がはねられてしまうという痛ましい事故もこの中に含まれていると思うと、せめて飼い猫の室内飼いは徹底しておきたいと思いますよね。
お出掛け時に覚えておきたい道路のトラブル通報番号「#9910」道路上の動物市街処理件数(国交省HPより引用)

 田舎や山間部ではタヌキの他にシカが多くみられ、特に夜間の事故が多いという事です。

 この様に、緊急コールなどで落下物や死骸などを通報した場合、処理されると同時に統計も取られており、国交省の各地方整備局では統計内容から道路の整備などの計画策定に繋げています。

 連休中に遠出をした時に出くわした道路のトラブルに、ぜひ#9910(救急道)を活用してくださいね。

<参考・引用>
国土交通省 道路:道路緊急ダイヤル(#9910)
      道路:維持管理

(梓川みいな)

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