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LG、画面輝度1,000nitsのAIスマホ「LG G7 ThinQ」を正式発表

LG は 5 月 2 日、他社より少し遅れましたが、2018 年のフラッグシップスマートフォン「LG G7 ThinQ」「LG G7+ ThinQ」を発表しました。
LG は今年のフラッグシップモデルで製品のブランド名やデザインを一新し、さらに「AI スマートフォン」がピッタリと言えるほど AI を上手く取り込んでおり、昨年の「大画面ながらもコンパクトなスマートフォン」に続くスマートフォンの新基準を提唱するような一台に仕上げています。
LG G7 ThinQ で一番注目されるのは、やはりフルスクリーン型の新デザインを採用している点でしょうか。
ディスプレイは 6.1 インチ 3,120 x 1,440 ピクセル(QHD+)に拡大し、ディスプレイのアスペクト比は 19.5:9 へと長くなりました。
LG G7 ThinQ は 6 インチを超えるディスプレイを搭載していますが、筐体サイズは 153.2 x 71.9 x 7.9mm と 5.2 インチ端末並みのスリムさで、質量も 162g と 6 インチ台の端末の中ではとても軽量です。
ドローンを楽しんでいる私にとって最も嬉しいのは最大輝度 1,000nits という明るい「スーパーブライトディスプレイ」を搭載している点です。
この最大輝度は Phantom 4 Pro+ の送信機モニタと同じ輝度なので、晴れた屋外でも画面はとても見やすいと予想できます。
ドローン用のスマートフォンをお探しの方にもおすすめできる一台です。
しかもこのディスプレイは DCI-P3 の 100% 色域や HDR10 の HDR ビデオフォーマットをサポートしています。
ディスプレイはサイズや解像度だけでなく、明るさや色味も改良しています。
LG G7 ThinQ では筐体の構造も少し変わり、全体的にはアルミフレームのシャシー前後にガラスパネル(ゴリラガラス 5)を取り付けた現在主流の構成ですが、リアの電源ボタンは側面に移動し、起動方法が少し変わりました。
注目なのは電源ボタンやボリュームボタンとは別に設けられた「Google アシスタントキー」です。
この物理ボタンは押すだけで Google アシスタントや Google レンズが起動しますので、AI を手軽に利用できます。
筐体関連では上記の他、IP68 レベルの防水・防塵、MIL 規格に準拠する耐衝撃性、さらに Qi ワイヤレス充電に対応しています。
昨年の LG G6 には当時としても古いプロセッサが使用されていましたが、今作では期待通り Snapdragon 845 を搭載しました。
LG G7 ThinQ は 4GB RAM + 64GB ROM のメモリ仕様となっていますが、LG G7+ ThinQ は 6GB RAM + 128GB ROM です。
RAM は LPDDR4X 仕様で、ROM は UFS 2.1 仕様なので、性能は LG G6 から格段に向上していると言えます。
LG G7 TinQ で大きく進化した部分の一つはカメラです。
カメラは背面に 1,600 万画素(71 度アングル、F1.6 レンズ)と 1,600 万画素(107 度アングル、F1.9)のデュアルカメラ、前面に 800 万画素(80 度アングル、F1.9 レンズ)のシングルカメラを搭載しています。
カメラスペックは LG V30 と大差ありませんが、LG G7 ThinQ には広角レンズの端が歪む現象を軽減する改良が加えられ、低照度環境の明るさでも平均的なスマホの最大 4 倍にまで向上させています。
さらに明るさの調節は AI が担当する仕組みで、周辺の明るさに応じて賢く調整するようになりました。
もう一つ、「ライブフォトモード」がカメラに追加され、シャッターボタンを押す前後で数枚の写真を撮影することで瞬きや不要物の写り込みを解消します。
このモードには顔認識で人の顔に AR 素材を合成するステッカー機能も利用できます。
LG V30S ThinQ に導入された「AI Cam」は LG G7 ThinQ にも搭されていますが、LG G7 ThinQ の場合、AI Cam が推奨するシーン設定は従来の 9 種類から 18 種類に倍増しました。
カメラは内部的な変更がメインとなっています。
LG G7 ThinQ が AI を中心としたスマートフォンだと紹介した理由はマイクにもあります。
LG G7 ThinQ は高感度マイクと超遠距離場音声認識(SFFVR)の組み合わせにより、最大 5m の広い範囲で Google アシスタントの音声コマンドを聴き分けることができます。
AI スピーカーの代用品としても十分使えるということです。
バッテリー容量は 3,000mAh と少ない気もしますが、LG G7 ThinQ は Quick Charge 3.0 に対応しているので、短時間でバッテリーを充電できると思います。
ちなみに、USB コネクタは Type-C です。
LG G7 ThinQ ではオーディオ周りもしっかりと強化されています。
32bit DAC の Hi-Fi オーディオをサポートしているのはもちろんのこと、イヤホン経由で最大 7.1cn のサラウンドサウンドを体験できる DTS-X をスマートフォンで最初にサポートした他、筐体内部で音を共鳴させることで低音を増幅させる新しい Boombox スピーカーを搭載しています。
総評としては、新要素が予想以上に多くてさすが開発に時間を要しただけのことはあるな、という印象です。
私は間違いなく LG G7 ThinQ を調達すると思います。
それほどの魅力を感じる一台です。
LG G7 ThinQ には、New Platinum Gray、New Aurora Black、New Moroccan Blue、Raspberry Rose の 4 色があり、韓国で近日発売される予定です。

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