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教育費が無料のスウェーデン、14歳になると森に置き去りにされて…!?

教育費が無料のスウェーデン、14歳になると森に置き去りにされて…!?
J-WAVEで放送中の番組『ALL GOOD FRIDAY』(ナビゲーター:LiLiCo/稲葉 友)のワンコーナー「TOKYO SAVVY」。4月27日(金)のオンエアでは、日本と国交150周年になるスウェーデンの教育事情を紹介しました。

■教育費は無料! 日本と大きく違うのは…

今回、お話を伺ったのは「スウェーデンの教育のことならなんでも訊いてください!」と言う教育のスペシャリスト、クリス・クレングレンさん。世界最大級教育機関「EF(エデュケーション・ファースト)」のアカデミック・ディレクターを担当しています。

日本とスウェーデンの学校は、似ているところと大きく違うところがあるとクレングレンさん。スウェーデンは、日本と同じように小学校6年・中学校3年・高校3年があり、大学は3〜4年がメインになっていますが、その中で日本と大きく違うポイントがふたつあります。

クレングレン:ひとつは、私立がなく全部の学校が公立になっています。それに伴って、大学まで教育費が一切かからない。大学院になっても博士になっても一切お金がかかりません。これが一番大きな違いじゃないですかね。

スウェーデンには“平等”という信念があり、お金で教育に差がつくのは望ましくないということで、教育はすべて無料なのです。

日本の学校では、小学1年生から成績がつけられますが、スウェーデンは3年生から成績がつけられるようになっています。クレングレンさんは「小学校に成績はなくていいのでは?」と個人的には思っているものの、どの中学校に行きたいかなどの判断基準が、成績になっているそうです。

さらに驚いたことに、スウェーデンでは教育費が無料なだけではなく、高校生になるとひと月1万8000円、大学生になると3万2000円が国から支給されるそうです!

クレングレン:親がもらって、18歳になると自分のところに入ってくるっていうのが基本的なシステムです。

■14歳になるとバスで山に連れていかれて…

そして最後に、クレングレンさんからスウェーデンの学校に関する、まるで都市伝説のような制度が明かされました。

クレングレン:スウェーデンでは14歳になると、バスに乗せられて森に置いていかれます。

しかし、これも教育の一環です。スウェーデンは自然が豊かな国なので、自分の周りの地理や方向などをしっかり知っておくためだそう。

クレングレン:ストックホルムでも、ちょっと車で30分走ったら、もう森のど真ん中じゃないですか。それに対応できる子どもたちを育てたい、という思いからです。

クラス全員がバスに乗って知らない土地に連れて行かれ、地図とチェックポイントだけを渡され、自分の力で戻ることが課題です。もちろん完全に子どもだけにするわけではなく、見えないところからちゃんと大人も見ているとのこと。

国による教育の違いがわかるオンエアとなりました。

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【番組情報】
番組名:『ALL GOOD FRIDAY』
放送日時:金曜 11時30分−16時
オフィシャルサイト: http://www.j-wave.co.jp/original/goodfriday/

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