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イメージ逆転!?味噌や醤油の代わりに“トマトケチャップ”で減塩

トマトケチャップって、子どもから大人まで大好きな調味料の一つですよね。フライドポテトやチキンナゲットにたっぷりつけて。確かにおいしいけれど、ちょっとジャンクなイメージがありました。

しかしこのたび、そんなトマトケチャップに対する固定概念を覆すような研究結果が発表されました。カゴメ株式会社と女子栄養大学の共同研究において、トマトケチャップをはじめとした「トマト減塩食」の摂取により、減塩効果指標が大幅に改善することが明らかになったのです。

※同研究では、味噌や醤油の代わりに「減塩」と「香味維持」を目的として、トマトそのものやケチャップ、ソースを使用。できあがった料理を「トマト減塩料理」、その料理を組み込んだ食事を「トマト減塩食」と定義しています。また、減塩効果については尿中ナトリウム/カリウム比の低下を指します。

研究の方法は、健康な成人女性を2グループに分けて実施。「通常食」と「トマト減塩食」をそれぞれのグループが2週間摂取します。通常食は「日本人の食事摂取基準2015版」に基づいた献立。一方、トマト減塩食は通常食の献立のうち、17の料理をトマト減塩料理に変更しました。

結果、トマト減塩食を摂取していたグループにおける尿中ナトリウム/カリウム比の低下量が、通常食を摂取していたグループに比べて大きな値を示し、トマト減塩食の減塩効果が確認されたのです。

トマト減塩料理は、通常食の料理に使われる味噌、醤油、砂糖などの調味料を半分にし、その代わりにトマトケチャップなどを用いた料理。通常料理に比べ、食塩含量は30%以上減少させました。

さらに、トマトケチャップなどには「うま味」であるグルタミン酸が含まれます。トマト減塩料理のおいしさについて、対象者にアンケートをとると約90%が「おいしい」と回答しています。また、調理の難易度については62.8%が「簡単」と答えました。

つまり、味噌や醤油の代わりにトマトケチャップなどを使ったトマト減塩料理は、減塩効果が期待でき、おいしく簡単だということです。

健康のために「ガマンの減塩料理」を覆す

栄養と料理 2016年12月号 (2016年11月09日発売)
Fujisan.co.jpより

食塩過剰摂取は心血管病のリスクを増加させることが明らかになっており、健康維持のために減塩メニューを作る人も多いでしょう。しかし、カゴメが今年3月に実施した「減塩」に関する調査によると、多くの人が減塩料理について「味が薄い」、「物足りない」、「満足度が低い」など、ネガティブなイメージを持っていることが分かりました。健康のためにガマンしていることが伺えますね。

そんな人たちにとっても、今回のトマト減塩料理は画期的です。そもそも、トマトケチャップは味噌や醤油よりも塩分濃度が低いそうで、半量の置き換えで減塩が実現できるわけです。

トマト減塩料理については専門家も太鼓判。料理研究家の浜内千波さんは「トマトケチャップなどは、料理にうま味が出るだけでなく甘味、酸味、塩味も入っているため、醤油や味噌などの調味料を減らせる。初めからたくさん減らそうとするのではなく、毎日少しずつ積み重ねていくことが減塩のコツ」としています。

トマト自体が健康的な食材なのは知っていましたが、ケチャップやソースも上手に使えば減塩になるんですね!これは料理の知恵袋に、ブックマークです!!

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