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ディーゼル車はパワーを、ガソリン車はインテリジェンスを手に入れたマツダ CX-5

▲昨年登場した2代目CX-5が好調な販売を続けている。スタイリッシュなデザインが受け入れられていることはもちろん、エクステリアに負けないインテリアの質感の高さも認められているからだろう

▲昨年登場した2代目CX-5が好調な販売を続けている。スタイリッシュなデザインが受け入れられていることはもちろん、エクステリアに負けないインテリアの質感の高さも認められているからだろう

CX-5はそのパワートレインが魅力のひとつだ

CX-5の特筆すべき特徴のひとつがエンジンのパフォーマンスでもあるのだが、今回は、そのエンジンをさらに進化させてきた。

2.2LディーゼルはCX-8に搭載されているパワーアップ版に変更、2.5Lガソリンは気筒休止システムというインテリジェンスな機能を搭載してきたのだ。

今回は新しい2.2Lディーゼルと2.5Lガソリン車に加え従来モデルの試乗も行ったので、その模様をお伝えしたい。

▲ディーゼルターボの有り余るパワーは、ワインディングや高速での爽快さはもちろん、ストップ&ゴーが繰り返される市街地でもストレスになるようなダルさを感じることはない

▲ディーゼルターボの有り余るパワーは、ワインディングや高速での爽快さはもちろん、ストップ&ゴーが繰り返される市街地でもストレスになるようなダルさを感じることはない

従来型のディーゼルはやっぱり良い出来だ

最初の試乗は従来型のディーゼル車、スカイアクティブ-D 2.2を搭載するFFモデルから。

走り出しはディーゼル特有の音が少々気になるが、このパワーの出方はわかりやすい。FFのCX-8に比べ、出力の立ち上がり方が急激でないのでトラクションを失いにくい。

試乗車の走行距離は2万km近くだったので馴染んでいたのかもしれないが、新車時よりもリアクォーター付近の音と振動が少なく感じた。はっきり言えば全く不満はなく、これでいいんじゃないかと思うくらいだった。

CX-8と同じエンジンになったことでパワフルさがさらに増している

そして改良版のFFモデル。CX-8よりも200kg以上車重が軽いCX-5に同じエンジンを載せていることを考えるとパフォーマンスへの期待値は大きい。

アイドリングからの走り出しでは、CX-8よりもエンジン音が若干だが大きい。これは防音材の量によるものだろう。

とはいえ、アクセルを踏み込んだときの車体の動きは、非常に良い印象だ。ただ、上り坂でグッと加速させたときにフロントにトルクステアが発生するのはパワフルなFFだから。4WDならば力強くも滑らかな加速が可能であろう。

サスペンションは従来型よりもソフトに感じたが、エンジニアに聞いたところ変更はしていないそうだ。これは、パーツによる多少のバラツキとも考えられる。

ただ、出力向上によって加減速時の荷重のかかり方が変わる場合は、車体の沈み込みなどに変化が生じるもの。

なので、より素晴らしい車を提供しようとするのであれば、出力に応じたサスペンションの再セッティングも実施してほしかった。

▲ディーゼルに注目されがちなCX-5だが、2.5Lガソリン車のエンジンもディーゼルとは違ったスムーズな加速が得られ運転の楽しさが感じられる。実は非常にバランスの取れたモデルであると思っている

▲ディーゼルに注目されがちなCX-5だが、2.5Lガソリン車のエンジンもディーゼルとは違ったスムーズな加速が得られ運転の楽しさが感じられる。実は非常にバランスの取れたモデルであると思っている

ガソリン車の気筒休止システムは切り替えに気づかないほど自然だ

次にマツダ初の気筒休止システムを採用した2.5Lガソリン4WDモデル「25S プロアクティブ」の試乗だ。

ディーゼル車からガソリン車に乗り替えると、立ち上がりのトルクにスムーズさを感じる。スムーズゆえに姿勢変化が少なく、4WDということも相まってスタビリティは高い。

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