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この夏は、ヘルシーではなく「ウェルネスな旅」をするべき理由

この夏は、ヘルシーではなく「ウェルネスな旅」をするべき理由

「ヘルシーな旅を!」「旅先で健康的に!」みたいなキャッチコピーを見つけるたびに、なんとも言えない違和感がありました。

もちろん不健康になったら元も子もないんですが、やっぱり旅先では思い切りはしゃぎたいし、おいしいものを食べたいし、ビールだって飲みたい。そう考えると、ヘルシーという言葉は自分が求める旅にはなんだかピンと来ないなぁなんて思っていたら、ちょうどいい言葉がありました。

ウェルネスツーリズム。

訳すとこちらも「健康」なんですが、もう少し意味が広くて、クオリティオブライフだったり、生きがいに紐づいた健康のこと。

そんな、ウェルネスというテーマを街としても打ち出している、沖縄県の南城市に行ってきました。

ウェルネスな旅には
「インパクト」が必要

この夏は、ヘルシーではなく「ウェルネスな旅」をするべき理由琉球王国の聖地「斎場御嶽(せーふぁうたき)」

最近よく思うのは、2〜3日の非日常を味わって、打ち上げ花火的に「はぁ〜癒された」という旅をしてもそんなに楽しくないな、ということ。それだと、日常に戻った瞬間に現実が襲ってきて、むしろギャップの大きさが苦しくなったり……。

でも南城市の「ウェルネスな旅」が目指すのは、ライフスタイルの延長に沖縄があり、いつでもリセットしたり原点回帰できること。

琉球大学の教授でウェルネスツーリズムの第一人者、荒川雅志先生はこんなヒントをくれました。

「僕はインパクトって言ってるんですよ。行って帰っておしまいではなく、旅のあとも行動変容を持続させることが大事。つまり、強烈な感動とか原点回帰ですよね。順番待ちせずに人間ドッグができます、とかそういうヘルスプロモーションではなく、自分のイマジネーションを呼び起こすような旅、それを沖縄で体験してほしいなって思っているんです」

ちなみにこの「インパクト」は、ただの絶景とかラグジュアリーな非日常のことを指しているわけではありません。むしろ逆で、自分のライフスタイルに影響を与えるような強烈なインパクトのこと。この夏は、ヘルシーではなく「ウェルネスな旅」をするべき理由

ヘルスツーリズムとウェルネスツーリズムの違い、そして沖縄県や南城市との取り組みをとても分かりやすく話してくれた荒川雅志教授。

南城市をよく見ると
ハートの形

沖縄の南東にある「南城市」は、2006年の市町村合併によって誕生した街で、よく見るとハートの形をしています。

身体だけじゃなく心も健康的に、というウェルネスの考えにピッタリで、市も全面的にプッシュしていますね。

少し概念的な話になってしまいましたが、斎場御嶽、久高島、垣花樋川(かきのはなひーじゃー)、ヤハラヅカサなど、琉球起源の地でもある南城市は、自然崇拝が脈々と続く宝庫のような場所。たくさんの暖かい「インパクト」に出会うために、ウェルネスという言葉を思い出しながら旅したいものです。この夏は、ヘルシーではなく「ウェルネスな旅」をするべき理由Photo by JAPAN LOCAL取材協力: 南城市, イーストホームタウン沖縄, 琉球大学

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