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SHINeeベストAL『SHINee THE BEST FROM NOW ON』―チャートとともに振り返る5人の軌跡―

SHINeeベストAL『SHINee THE BEST FROM NOW ON』―チャートとともに振り返る5人の軌跡―

 韓国デビューから10年目、日本デビューから7年目を迎えたSHINeeが、これまでの日本での活動の軌跡を集約した初のベスト・アルバム『SHINee THE BEST FROM NOW ON』を2018年4月18日にリリースする。

 オンユ、ジョンヒョン、キー、ミンホ、テミンの5人で構成されたSHINee。自身初となるベスト・アルバムには、日本でのデビュー曲「Replay -君は僕のeverything-」から、今年2月に開催されたドーム公演『SHINee WORLD THE BEST 2018~FROM NOW ON~』で披露された最新曲「From Now On」まで全20曲が収録されている。そこで今回は、SHINeeのターニング・ポイントとなった出来事と、Billboard JAPANの総合ソング・チャートJAPAN HOT100の動向を照らし合わせながら、リスナーとの接触の変化を探るとともに、SHINeeの軌跡を振り返ってみたいと思う。

◎デビュー~日本ツアースタート

 2010年の12月、東京・国立代々木第一体育館で開催した日本初の単独公演は1日限り2公演で2万4千人を動員。2008年の韓国デビュー以来、ファンが待ちわびていた日本デビューを発表し、翌2011年6月に韓国でのデビュー曲に日本語詞を乗せた「Replay-君は僕のEverything-」をリリース。同曲は、JAPAN HOT100(2011/07/04付)では、ラジオの再生回数で高ポイントをマークし初登場で総合2位を獲得している。5人によるコーラスワークや歌唱力と、高いダンスパフォーマンス力を兼ね備えたSHINeeは、「音楽、ダンス、ファッションなど全ての分野において現時代に合ったトレンドを提示し、リードしていくチーム」=コンテンポラリーバンドとして、鮮烈な印象を残した。

 その後、韓国で既発の楽曲を日本語で歌った「JULIETTE」「LUCIFER」を2か月おきにリリースし、同年12月には華々しいデビューの1年間を集約したアルバム『THE FIRST』もリリースされた。この期間に、東京ドームで行われた『SMTOWN LIVE in TOKYO SPECIAL EDITION』への出演やアパレルブランドのイメージキャラクターとして起用されたこと、さらに『ミュージック・ステーション』や『お台場合衆国2011~めざましライブ~』をはじめとするメディア露出も増えていったことで日本での活動の幅を広げていく。

 そして、2012年にはSHINee初の全国アリーナツアー【THE FIRST JAPAN ARENA TOUR 「SHINee WORLD 2012」】をスタート。本ツアー中には、マイケル・ジャクソンの振り付けを担当していたトニー・テスタが振り付けを行った「Sherlock」の日本語バージョンをリリース。ストーリー性のある歌詞に合わせた緻密な構成と独創的なダンスを5人の見事なチームワークで魅せており、ライブでもそのパフォーマンス力に衝撃を受けるとともに、常に進化していくSHINeeのすごさを改めて感じさせられた。

◎日本オリジナルシングルのリリース

 「Sherlock」のリリースと自身初の全国アリーナツアーを終えると、同年10月には、洗練されたビートと爽やかなメロディーが印象に残る楽曲「Dazzling Girl」をリリース。同曲はHOT100(2012/10/22付)では2位を獲得しているのだが、シングルのリード曲が初めての日本オリジナルシングルだったこともあり、セールス・ポイントがそれまでに比べて2倍以上となっている。

 その後も「1000年、ずっとそばにいて…」や「Fire」といったバラード曲から、ポップでキュートな恋心を描いた「Boys Meet U」、ダンサブルでアッパーな「Breaking News」「3 2 1」などを立て続けにリリースし、表情や個々のキャラクターも存分に発揮していった。この頃には、デビュー当初のピュアで初々しい5人から、成熟したダンスパフォーマンスや歌声が加わり、幅広い表現でメンバー個々としてもグループとしても確立されていた。

◎自身初の東京ドーム公演

 そして2014年3月、5人が日本でのデビュー時より目標に掲げてきた単独での東京ドーム公演「SHINee WORLD 2014 ~I’m Your Boy~ Special Edition in TOKYO DOME」がついに実現。激しいダンス曲からしっとりとハーモニーを聴かせるバラード、ソロでのパフォーマンス、観客からのサプライズ、ラストのオーケストラをバックにした大合唱に至るまで3時間半にも及んだ公演は、東京ドーム全体が感動の渦に包まれ、メンバーにとってもファンにとってもかけがえのない時間となった。

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