体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

小論文完全マニュアル② 小論文は序論が命!点が取れる小論文の書き方ガイド

小論文試験の際、「試験時間も限られていることだし、とりあえず書き始めて文字数を埋めていこう!」なんて焦って書きだす人はいないだろうか?

 

反対に、ああでもないこうでもないととりとめもなく考えているうちに時間がどんどん経過していく、なんていうのも典型的な失敗パターン。

 

しかし、小論文は戦略的に取り組めば、しっかり点数を稼げる科目。

 

スタディサプリの小論文講師、小柴大輔先生に書き方のコツを聞いてみよう。

 

1.小論文で求められる“オリジナリティー”とは何か?

2.エッジの効いた視点を設定することがポイント

3.志望学部・学科に関連する知識は深めておきたい

4.視点の設定をしたら次は全体のシミュレーション

5.序論をしっかり書いて点数を稼ごう!

6.これだけは避けよう!序論のありがち失敗例

7.本論を強くするのは論理的思考力

8.図表分析のコツも頭に入れておこう

9.一文は短く!接続詞はふんだんに使うのがオススメ

10.小論文試験につきものの要約問題にもコツがある!

 

小論文で求められる“オリジナリティー”とは何か?

小論文完全マニュアル② 小論文は序論が命!点が取れる小論文の書き方ガイド

 

まずは、テーマに対してどんな意見を書くかについて。 「小論文では“オリジナリティー”も採点の要素となっていますが、誤解してほしくないのは、テーマとなっている社会問題などに対して、何か画期的な意見を書かなければいけないわけではないということです。

 

これから大学で学ぶ受験生にそこまでは求められていません。

 

何年も積み上げてきた自説や持論を表現するということではなく、仮説でよいから言葉を出すことが求められているのです」

なるほど。

 

確かに、少子高齢化や地球温暖化など、専門家でも答えがなかなか見つからない問題に、受験生が独自の解決策を提示するというのは、冷静に考えればちょっとあり得ない。

 

すると、この場合のオリジナリティーとは何だろう?実現性などは無視して、変わった意見を書けばいいということ? 「いえいえ、根拠の薄い思いつきのような意見では、いくら個性的だろうと、小論文として成立しません。

 

小論文で示される意見とは、論理やデータで組み立てていくもの。

 

そこを勘違いしてしまう受験生も意外といるんです」

ふむふむ、納得。

 

しかし、そうなると、すでにあるデータに基づいて論理的に考えれば考えるほど、既存の専門家の意見に似通ってきそう。

 

むしろ、オリジナリティーから遠のいてしまう気がしないでもないが…。

 

エッジの効いた視点を設定することがポイント

小論文完全マニュアル② 小論文は序論が命!点が取れる小論文の書き方ガイド 「小論文で求められるオリジナリティーとは、“視点”の独創性です。

 

少子高齢化というテーマであれば、そこに、例えば、『核家族化』『無縁社会』といった視点を自分なりに加えることで、ありがちな少子高齢化論とは一線を画すことができます。

 

大きなテーマをそのまま扱うのではなく、現代社会に生きる当事者として、問題を絞り込むことで、オリジナリティーが生まれるのです」

そしてもう一つ、より重要になるのが、自分が関心のある学問に沿った視点を採り入れること。

 

どういうことかというと、経済学部志望なら経済の視点から、法学部志望なら法律の視点から、教育学部志望なら教育の視点から、課題について切り込んでいくという意味だ。

 

小論文の課題として提示される社会問題の多くは、実はさまざまな角度から切り込むことができる。

 

数百字の小論文で、テーマの全体像を書き切ることはできないので、自分が得意な(あるいは関心のある)学問分野に寄せて、その視点から論じることで、限られた文字数の中でよりエッジの効いた論を展開することができるというわけだ。

1 2 3 4次のページ
スタディサプリ進路の記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。

山寺宏一&高木渉で『ポプテピピック』

GetNews girl / GetNews boy