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「すこし、暑いな。いつもの温度で頼む」

「すこし、暑いな。いつもの温度で頼む」「すこし、暑いな。いつもの温度で頼む」「すこし、暑いな。いつもの温度で頼む」「かしこまりました」  男はエアコンに話しかけ、エアコンはそれに応える。  「まだ暑いぞ」「室温は、22℃に保たれています」 「おかしいな。故障かもしれない。おい、修理を呼んでくれ」「かしこまりました」  エアコンは自ら修理の手配をし、ほどなくして修理の担当がやってくる。  「見たところ、排気口が古くなり、熱がこもっていますね。修理するより、買い換えた方が、お安くすむかと」 「そういうことなら、仕方ない。新しいものを注文しよう」「すこし、暑いな。いつもの温度で頼む」電化製品を製造する、ある会社での会話。 「おい、売上の方はどうだ」 「順調でございます。人工知能が搭載されたエアコンと、修理ロボットによって、ある時期になると、お客さまに買い換えをうながす仕組みが、うまく機能しており……」「すこし、暑いな。いつもの温度で頼む」

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原作・文 つちやみ
イラスト マッチロ

この作品はフィクションです。
実在する人物や団体、事件とはいっさい関係ありません。

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