<評判>謎バイト・ゲームテスター(デバッガー)バイトって何するの!? 探し方や仕事内容など気になることを実際に聞いてきた



ゲームテスター(デバッガー)という、仕事を知っていますか?ゲーム好きの人はピンとくるかもしれませんが、一般的にはあまり知られていないマニアックな仕事かも…!?
学生アルバイトも活躍しているという、そんな謎なバイト・ゲームテスターの実態を知るために、総合デバッグサービスを手がける「デジタルハーツ」に潜入取材!現役テスターの芦川彩香さんに、あれやこれやと質問をぶつけてきました。
簡単に言うと “バグ”がないか検査する仕事です

――そもそもゲームテスターのバイトって、みなさんどうやって探してくるのでしょうか。
学生アルバイトさんは、求人情報誌や求人サイトから応募される方が大多数ですね。最近は、ゲーム好きが高じて、インターネットでゲーム関連の検索をしているうちにゲームテスターを知り、応募する人も増えていると聞きます。
応募の動機は、「ゲームが好きだから」というのが圧倒的です。また、弊社だけでお話をすると、ゲームテスターは自分で勤務スケジュールが決められるので、就業の自由さも学生さんが応募する理由の一つのようです。
――普段はどんな仕事をしているんですか?
扱うゲームにより仕事内容はかなり変わりますが、簡単に言うと、発売前のゲームソフトやスマホアプリに、プログラミング上の誤り、いわゆる“バグ”がないかを検査する仕事です。
1つのソフト・アプリにつき、リーダーとテスター数名でチームを編成します。たいてい、当日の朝に、リーダーから作業に関する説明を受けた後、検査項目を記載したチェックリストが渡され、それを元に、ゲームをテストプレイしながら検査します。
例えば、RPG(ロールプレイングゲーム)ソフトを例にお話しをすると、ある日はCG(コンピューターグラフィックス)に不具合がないかをチェックし、別の日はゲームキャラクターの動きに不具合がないかを確認して、また別の日には、テキストの誤字脱字をチェックする、といった感じです。
1つのゲームソフト・アプリの検査が完了する期間は、まちまちです。定期的にアップデートするスマホゲームなどは、終了期日がなく、継続的にチェックする場合もあります。
ゲーム好きにはたまらない仕事かもしれません

――実際、アルバイトをやっていて楽しいですか?
最初はわからないことだらけでしたが、今は、バグを見つけるのが本当に楽しくて…(笑)。就業時間もあっという間です。急かされることもなく、自分のペースで仕事に集中できるのも、この仕事の魅力だと思います。