体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

アクの強すぎるデザインの現行プリウス、2018年末に大幅リニューアル

アクの強すぎるデザインの現行プリウス、2018年末に大幅リニューアル ▲ヘッドランプから下に飛び出しているターンシグナルの位置が見直され、一般的な目つきに変わるマイナーチェンジ版プリウスのフロントマスク

▲ヘッドランプから下に飛び出しているターンシグナルの位置が見直され、一般的な目つきに変わるマイナーチェンジ版プリウスのフロントマスク

PHVとは同じにはできないジレンマ

個性を求めすぎたあまり、デザインに対する否定的な声も聞かれる現行プリウスが、登場後3年を契機に大きく変更される。マイナーチェンジでは、前後のエクステリアが手直しされ、PHVバージョンに似たルックスへと変わる。

販売現場からも困惑の声が上がった現行プリウスのチャレンジングなデザイン。良好な燃費を実現する要素として、空力特性は無視できないため、流線型のシルエットは捨てられない。となると、ディテールで新鮮味を追求せざるを得なくなり、その結果として現行型(4代目)のデザインが生み出された。

かたや、トヨタには先代モデルで失敗したPHVとの差別化、という大きな課題ものしかかった。先代は細部のデザインまで同一だったこともあり、市場では「価格の高いPHVを買ったのに、ベースのプリウスと見た目が同じ」といった不満が生じた。

現行PHVは、ボディ前後が専用設計で作り分けられた。ところが「ベースのプリウスより、PHVの方がカッコいい」「意図的にプリウスをアクの強いデザインにして、より高額なPHVを買わせようとしているのでは?」などなど、本家プリウスのデザインに対する、ネガティブな声が噴出した。

トヨタ社内でも、プリウスのデザインに対するネガティブな声は問題視され、PHVの顔をそのまま移植する計画さえ持ち上がった。しかし、それを実行してしまっては、先代と同じ轍を踏んでしまうことになる。

トヨタにとっては、本家プリウスとの差別化は重要課題ながら、PHVと同じデザインにはできないジレンマがある。

登場が待たれる、マイナーチェンジモデルの正体とは

では、2018年末に発表されるマイナーチェンジ版は、どんなルックスに変わるのか。まず、フロントマスクにおいては、ランプより下方に飛び出しているターンシグナルが移設され、ランプ本体の輪郭をオーソドックスな形状に一新。

バンパー両端のガーニッシュも併せてリニューアルされ、PHV似の縦長形状に変わるようだ。台形インテークの両脇には、先代後期型を思い出させる黒いラインが加わる。

リアビューの代わり映え感も、現行オーナーにとっては悔しいポイントかもしれない。夜間に存在感を放っていたテールランプは縦長デザインから一転、PHVに似たC字型に刷新されて、スマートな印象に変わる。

サブウインドウに沿って灯るLEDラインはワイド感を演出し、後続ドライバーの視線を左右に導いて、ありのままの姿カタチをアピールするはず。

▲ノーズの低さとともに、目を引く現行モデルのヘッドライトには、Biビーム式が使われている。下方に突き出している部分には、ターンシグナルが埋め込まれている

▲ノーズの低さとともに、目を引く現行モデルのヘッドライトには、Biビーム式が使われている。下方に突き出している部分には、ターンシグナルが埋め込まれている

▲ミニバンでもないのに、上下方向にアピールしてきたテールランプは、サブウインドウ下端に沿う形状へと見直され、PHVに似たデザインが作り出されている。ランプの端はシャープに造形されていて面影だけは残されるようだ

▲ミニバンでもないのに、上下方向にアピールしてきたテールランプは、サブウインドウ下端に沿う形状へと見直され、PHVに似たデザインが作り出されている。ランプの端はシャープに造形されていて面影だけは残されるようだ

1 2次のページ
日刊カーセンサーの記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。