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ARを活用した商品配置シミュレーション「Wayfair」でイメージ通りの家具配置を

AR(拡張現実)体験を構築するAndroid端末向けソフトウェア開発キット「ARCore」の公式版が2018年2月に公開されたことを受け、小売業界を中心に、ARを活用した商品配置シミュレーションアプリが次々と生まれている。

・部屋に家具を配置した様子をバーチャルでチェック

アメリカの大型ホームセンター「Lowe’s」の公式Androidアプリでは、2018年3月、「ARCore」を活用した新機能「View in Your Space」をリリースした。

「Lowe’s」の公式アプリで商品を閲覧しながら、「View In Your Space」の機能を選び、周囲の空間を撮影すると、その空間とともに商品が映し出され、ドラッグアンドドロップで動かしながら、商品の配置をシミュレーションできる仕組みだ。

商品は、空間の寸法に合わせて自動的に大きさが調整されるほか、その周りを歩き回ることで、あらゆる角度から商品の外観をチェックできる。

・ARによって自宅を“バーチャルショールーム”に

「Lowe’s」によると、商品の視覚化や商品配置などへのサポートが十分でないために、ユーザーに合った住まいづくりが実現できず、その機会損失は700億ドル(約7兆3500万円)規模にのぼるという。

いったんは購入されたものの、「商品を実際に配置してみたらイメージと合わなかった」といった理由でユーザーから返品されるケースも少なくない。

「ARCore」を活用し、同様の仕組みを実装したAndroidアプリとしては、スウェーデン発の家具量販店イケア(IKEA)や世界最大級の家具・インテリア通販サイト「Wayfair」などでもすでにリリースされている。

ARという新たなテクノロジーを採用することで自宅を“バーチャルショールーム”化し、ユーザーの商品比較や購入検討に活かそうという試みは、今後、ますます広がりそうだ。(文 松岡由希子)

Lowe’s / Wayfair

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