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二足歩行ロボットのAjility Robotics、8.4億円調達で実用的なプロダクトの開発を加速!

オレゴン州発ロボティクスのスタートアップ、Ajility RoboticsがPlayground Globalを通して800万ドル(約8.4億円)の資金調達を成功させた(シリーズAラウンド)。

Playground Globalは、元Googleのロボッティクス部門トップのAndy Rubinが設立したファンド。

今回の資金提供は、Ajility Roboticsが開発する二足歩行ロボットの実用性への評価からで、さらなる開発の加速を促すものだ。

・ラストワンマイル問題の解決に期待される

階段や段差の多い環境では、車輪でなく二足歩行が必要な場面はいくつもあり、Ajility Roboticsのターゲットとなる市場は大きい。

たとえば、介護での移乗支援や、物流でのラストワンマイルの配達で二足歩行ロボット「Cassie」が活躍するだろう。

Cassieは、環境からのデータをリアルタイムで収集してマッピングする。優れたセンシング技術だけでなく、エネルギー効率を念頭においた設計となっているのも特徴だ。

作動に応じたエネルギー量を蓄積して放出するハードウェアと、バネを組み込んだ受動的な機構を実装し、低消費電力で人間のような原理での歩行を実現する。

・エネルギー効率を動物のものに近づける

二足歩行ロボットの開発で有名なのはBoston DynamicsとSchaftだが、これらの企業が開発するロボットの制御機構は、高いエネルギー消費が必要になるとのこと。

Ajility Roboticsは、エネルギー効率のよい二足歩行システムを設計するために、動物の形態学および歩行動作の基本原理を研究。10年以上かけて従来の二足歩行ロボットより優れたエネルギーコストで動くロボットを開発した。

Cassieは研究段階で、今後さらなる性能改善に取り組まれることになる。まだ商用化には至っていないものの、将来的に、実用性の高い商用ロボットがAjility Roboticsから出てくる可能性は高い。

Agility Robotics Raises $8 Million for Commercial Bipedal Robots/IEEE Spectrum

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