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たどり着くまでに2度脅されて、食べたら3度驚いた「地鶏」

たどり着くまでに2度脅されて、食べたら3度驚いた「地鶏」

日南を案内してくれていた人に、2度脅されたんです。

「お店に着いたらケータイは圏外になるので、急ぎの仕事があったら済ませておいてください」

なるほど、それくらい山奥にあるんですね。でも大丈夫。地方取材をしていたら圏外なんて慣れっこです(実際は国道220号線から5分くらいのところにありました)。たどり着くまでに2度脅されて、食べたら3度驚いた「地鶏」

ただ、次に飛び出した脅し文句は、よく聞くフレーズだけどなんだか本気度がすごかったので、一瞬とまどいました。

「あと、今から行くお店の地鶏を食べちゃうと、もう他の鶏肉が食べられなくなっちゃいますけど、大丈夫ですか?」

…。

それは大丈夫じゃない! 普段から鶏肉よく食べるし、フライドチキンもササミも、焼鳥も大好きだし。

でも、そんな言葉が出るくらいの地鶏って、どのくらいおいしいんだろう?

【最初の驚き】
鶏のたたきと白レバー

やってきたのは、宮崎県の日南にある「炭火焼 山空(さんくう)」。

事前情報によれば、超がつくほど新鮮な地頭鶏(じとっこ)を使っていて、それを自家製の竹炭で一気に焼き上げるのだとか。

楽しみ!

でも実際は、炎が立ち上がる前の一品料理で早くもノックアウトされたのだから、どうしようもない。たどり着くまでに2度脅されて、食べたら3度驚いた「地鶏」

これ、ネギの薬味につけているわけではなく、大量のネギの下に「鶏のたたき」が隠れているんです。

鮮度抜群の歯ごたえと、甘みのある肉質。タレともよく合います。たどり着くまでに2度脅されて、食べたら3度驚いた「地鶏」

同席していた「レバーが苦手」という女性も、衝撃を受けていたのがこの写真の白レバー。臭みなんて一切なくて、あるのは新鮮で濃厚な味わいだけ。フォアグラとはちがい、この白レバーは偶発的にできるものなので、100羽に1羽、なんて言われることもあります。貴重!

繰り返しになりますが、まだ炎は上がっていません。

【第2の驚き】
竹炭の火力と、ふわふわの地頭鶏

たどり着くまでに2度脅されて、食べたら3度驚いた「地鶏」

地鶏の炭火焼と聞くと、宮崎県民の人ですら、黒くて硬くて歯ごたえのあるものを想像するかもしれませんが「みやざき地頭鶏」は、ベツモノです。

生産羽数が少なく、柔らかい肉質と独特の噛みごたえ、さらに旨味があります。

「固くない! むしろ、ふわふわ」

と、驚いてしまいました。火吹きをしてくれた大将いわく、

「地頭鶏は予約をもらった日に合わせて、地頭鶏ランド日南で仕入れて、新鮮なものを出しています。あとはやっぱり、この竹炭が大事ですね。火力と、焼き方でしょうか」

竹炭の火力は木炭の2倍以上で、煙の様子を見ながら一気に焼き上げることが絶妙な食感に仕上げるポイントなのだそう。

【第3の驚き】
イベリコ豚もうまかった!

たどり着くまでに2度脅されて、食べたら3度驚いた「地鶏」

不意打ちでした。

ここまでですでに新鮮な地頭鶏のおいしさに衝撃を受けていたわけですが、終盤に出てきたイベリコ豚のバラ肉も絶品で、思わずニコニコ。

鶏肉とはまたひと味ちがう脂の甘みを感じながら、食べ終わったらまた鶏肉が食べたくなってくるからエンドレスです。

コースで出てきた他のメニューも(しいたけやピーマン、鶏肉のウインナー、せせり、手羽、砂肝、最後のおにぎりまで)、絶品でした。

キャンプ中のプロ野球選手がお忍びでやってくる、という話にも納得です。たどり着くまでに2度脅されて、食べたら3度驚いた「地鶏」たどり着くまでに2度脅されて、食べたら3度驚いた「地鶏」たどり着くまでに2度脅されて、食べたら3度驚いた「地鶏」たどり着くまでに2度脅されて、食べたら3度驚いた「地鶏」 ちなみに、食事の相棒には宮崎県日南の芋焼酎「匠蔵(たくみのくら)」をいただきました。香りが良くてクセがなく、いわゆる飲みやすい系だったので、食事をしっかり味わうにはピッタリでした。オススメです。たどり着くまでに2度脅されて、食べたら3度驚いた「地鶏」

他の鶏肉が食べられなくなる……というより、どこに行ってもついここで食べたお肉と比べてしまうので、自分の感動レベルが上がってしまったことは仕方ないな、と諦めます。

コースの予約は、メニューによって2,500円からと、良心的。また行きたいです。

竹炭 炭火焼 山空(さんくう)

住所:宮崎県日南市大字風田2693
TEL:0987-23-7345
定休日:不定休(※前日までの予約が必要)
営業時間:昼・夜(予約時間に対応) 

Photo by JAPAN LOCAL取材協力: 日南市

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