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「一本釣りカツオ」の街で、何度でも食べたい漁師めし

「一本釣りカツオ」の街で、何度でも食べたい漁師めし

これまで、おいしいカツオを表現するとき、身の厚さやプリプリ感に頼りすぎていた自分に気づきました。でも、「一本釣りカツオ」の街・日南市の鈴之屋旅館で食べた漁師めしは、ちょっと違う。

厚いどころか薄く切ってあるし、特製のタレで漬けにしてあるし、最後にはお茶漬けもいけます。そもそもタレ漬けやお茶漬けにして食べるのは、保存技術が高くなかった、かつての漁師メシの名残なのだそう。とても気になってきたので、さっそく注文してみました。

看板メニューの鈴之屋定食、1,200円。

「白メシがとまらない」
とは、このことか

「一本釣りカツオ」の街で、何度でも食べたい漁師めし

丸い桶に入って出てきた、待望のカツオめし。お刺身やマグロのごんぐり煮(胃袋)もあります。

カツオは、ネギや生姜と一緒に甘辛いタレに漬け込んであって、まずはそのままパクッ。うまい…。思わず白メシをかきこんでいました(ご飯はおかわり自由)。

この日は、季節に合わせて「ハガツオ」という種類が使われていました。

「12〜1月の間、カツオは休漁期に入るんです。一方で、ハガツオは割と沿岸でも獲れますし、3〜4月までは旬なので脂が乗っていておいしいですよ。鮮度の劣化が早いので、ほとんどこのあたりでしか流通しません」

と、店主の鈴木安士さん。

味は絶品なのに鮮度落ちが早く、まとまった量が獲れないといった理由から、スーパーにもほとんど並ばないという「ハガツオ」。大きいものは最大で80cmほどにもなり、身がやわらかくて旨味が強いのが特徴です。

そんなハガツオを白いご飯の上に乗せて、丼ぶり状態にして、おかわりを。

タレこそが
もうひとつの主役

「一本釣りカツオ」の街で、何度でも食べたい漁師めし

カツオの旨味もさることながら、驚いたのがこの特製タレ。この地方に特徴的な甘みのある醤油をベースに、砂糖や酒、みりん、ゴマなどを合わせたもの。

これがカツオ丼として食べても絶品だし、最後にお茶漬けにしても出汁と重なり合って、うまい。

さらに甘みが増す、という感じでしょうか。「一本釣りカツオ」の街で、何度でも食べたい漁師めし

かつおと昆布でひいた上品な味わいの出汁をかければ、最後までサラサラといけます。

目井津港のすぐ目の前にある、地元民にも愛される「カツオめし」。時間帯によっては並ぶ覚悟も必要ですが、何度でも食べたくなる一食でした。「一本釣りカツオ」の街で、何度でも食べたい漁師めし「一本釣りカツオ」の街で、何度でも食べたい漁師めし

ちなみに、旅館でもありますが、ランチタイムには食事が楽しめます。伊勢えび定食(時価)や、刺身定食(980円)、海鮮丼(1,620円)などもあり。

「鈴之屋旅館」

住所:宮崎県日南市南郷町中村乙4898
TEL:0987-64-0015
営業時間:11:30〜13:30(ランチ)
18:00〜20:00(ディナー 要予約)
定休日:第2、第4木曜日

Photo by JAPAN LOCAL取材協力: 日南市

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