ザ・マイスティースの次松大助、ソロ・アルバム完成! タイトル『喜劇“鴉片”』の意味って?

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ザ・マイスティースの次松大助、ソロ・アルバム完成! タイトル『喜劇“鴉片”』の意味って?

ザ・マイスティースのヴォーカリスト、次松大助(つぎまつたいすけ)が5月16日にソロ・アルバムをリリースすることがわかった。

撮り下ろしの新アーティスト写真も公開されている。

アルバムはバンドによる録音。メンバーは藤井寿光(Dr/ex.ANATAKIKOU)、服部将典(W.Ba/NRQ)、織原良次(FL.Ba/bophana 他)、菅原達哉(E.Gt/フォークシンカーズ)、武井努(WOOD WINDS/ザ・マイスティース)、波多野敦子(STRINGS/ジム・オルーク)で録音を予定している。

ジャズ、ラテン、室内楽などをポップな作品に昇華させた新作はエレガントかつ抒情的な世界観、ロマンティックな魅力にあふれる作風で、ザ・マイスティースのファンにもぜひ聴いてもらいたい。

ラテン・テイストで意味深なタイトル「真夏の雪」、これぞポップな「これくらいの」ほか、聴きどころが満載の新作。アルバム・タイトル『喜劇“鴉片”』(正式表記は『喜剧“鸦片”』)は、直訳すると『喜劇“阿片”』。英語にすると『CONTE OPIUM』。アルバム・コンセプトについては本人よりメッセージが届いている。

アルバム・ジャケット、リード曲のMV、レコ発ライヴ・スケジュールなどは今後明らかになる予定だ。(雄)

【次松大助本人によるアルバム・コンセプト解説】
もともとの発端は、「これはなんでしょうクイズ」(出題者が『これは赤いです』『これは野菜です』『これは夏に実をつけます』などのヒントを出して、回答者が『それはトマトです』と答えを導き出すもの)で、答えの部分を「阿片」にしていくつかヒントを出していったときに、ひょっとするとどこかの段階までは『それは音楽です』と誤答できるんじゃないかと思ったことが始まりです。何かが違っていれば、音楽は阿片になれたのか、音楽にも恍惚や白濁を、あるいは戦争を催すことができたのか。そう考えると、戦争まではやはり現実的ではないですから、それらをお芝居(とりわけそれが喜劇)の形で表現できたらなお面白いな、と思ったのがきっかけです。そこから、阿片戦争以降の中国を背景に様々な時代をそこで生きた人々、婉容(えんよう・満洲国の皇后)を始め阿片に翻弄された人々、または中国で培われた芸術や文化(建築や衣装、香炉、茶や茶器など)、そういったものを片隅に置いて、今回のアルバム全体の音像を組み立てました。

『喜劇“鴉片”』(シーヂィー・ヤーピィエン)
2018年5月16日発売
PCD-25225 ¥2,500+税
<収録曲>(仮) ※全11曲のアルバム予定
01.喜劇“鴉片”
02.まぼろしの日
03.真夏の雪
04.伽藍
05.花束を
06.枇杷に捧ぐ
07.Dad,why am I ugly?
08.木蓮の花庭
09.ソナチネ“睡蓮”
10.これくらいの
11.世は春の日と

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