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出世する人がやっている「ラクして速く」成果を上げる方法

一生懸命働いているのに、なかなか評価してもらえない。そんな悩みや不満を抱えている人はいませんか?

PwCやマーサージャパン、アクセンチュアといった世界的な外資系コンサルティング会社で、国内外600社以上のコンサルティングを行ってきた松本利明さんは、「真面目にコツコツ一生懸命やる人は、いい人と褒められても評価はされない。実際に活躍しているのは、涼しい顔でサクサク仕事を進めている人」と断言しています。

そんな松本さんが先ごろ、『ラクして速いが一番すごい』という書籍を出版。「ラクに早く仕事をする方が、結果が出て、さらに人生の選択肢も増える」と説いています。「ラク」=手抜きをする、適当にやるという意味ではなく、力の入れどころと抜きどころを押さえ、ムダな仕事を減らすということだとか。

本書では、ムダな努力を排除し、「ラクして速い」に変える方法がさまざま紹介されています。今回はその中の一部を抜粋し、ご紹介します。f:id:itorikoitoriko:20180223163738j:plain

「ムダな努力」を「ラクして速く」に変えるノウハウとは?

著者によると、「ムダな努力」とは以下の5パターンに分類できるとのこと。

<陥りがちな“ムダな努力”のパターン>

1.一生懸命頑張るけれども、やり直しが多い

2.すべてに全力投球で、疲れ果てる

3.責任感を持ちすぎて、仕事を抱え過ぎる

4.根回しに労力と時間をかけ過ぎ、疲弊する

5.上司の指示通りにやるが、結果が伴わない

「自分に当てはまる…」と思った項目もあるのではないでしょうか?著者はこれらの「ムダな努力」を「ラクして速く」に変える具体的なノウハウを紹介しています。その中からいくつかを紹介しましょう。

やり直しが多い→「一発で決める」

仕事の生産性とモチベーションを一番下げるのは「やり直し」。どんなに作業スピードを上げて、自分の責任ではないところで戻りが発生したり、チェックミスがあったりしてはたまりません。

そのために著者は、「長い1回」ではなく「短い10回」をスピーディーに行うことを勧めています。「やり直しを防ぐには、確認やチェックの回数を増やすこと。1回の長いミーティングでは一度ひっくり返されたら終わり。それよりも、5~6分の短い打ち合わせを10回行うほうがいい」のだそうです。

「確認回数を増やすと、仕事ができないやつと思われないか?」などと心配する必要はありません。どんな上司、取引先も、「私のことを大切な存在と見てくれているか」と常に不安に思っているもの。小さなことでも報告し、確認を怠らない人のほうが信頼感が高まるのだそうです。

その際のコツは、「一つ確認ですが」と切り出すこと。これなら仮に理解の行き違いがあっても、誰かの責任になることはありません。あくまで確認なので、違っていれば修正すればいいこと。逆に「指示通りにしましたが、これでいいでしょうか?」という声掛けは、「ミスがあったら相手の責任」という印象を与えてしまい、損です。

そもそも短い確認ならば、作業の話に集中できるので打ち合わせも効率的に進み、トータルのミーティング時間も減らすことができます。

すべてに全力投球→「スパッと割り切る」

スパッと割り切り仕事を進めるには、2つのポイントがあるのだとか。

1つは、「仕事のツボ」を押さえる。全力投球せずに、力の入れどころと抜きどころを押さえるということです。

もう1つは、自分の持ち味に合った価値の出し方を知ること。そうすれば、自分の得意でない仕事、誰がやっても変わらない仕事が入って来なくなるそうです。

スパッと割り切るための具体的な方法の一つとして、著者は「やりたい仕事」は捨てて、「勝てる仕事」に注力することを勧めています。

著者は人事・戦略コンサルタントとして、6000人以上のリーダーを選抜してきましたが、いずれのリーダーたちも「やりたい仕事」を与えられてきたわけではなかったとのこと。「最初はやりたい仕事ではなかったけれど、やってみたら楽しくてうまくいった。そしてのめり込んで仕事をしているうちに、気づいていたら出世していた」というパターン。つまり、やりたい仕事よりも、「求められる仕事」で結果を出していたのです。求められる仕事とは、すなわち「向いている仕事=自分の持ち味に沿った仕事」。だからこそ、結果がすぐに出るのです。

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