体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

【Interview】教師と直接契約できる「家庭教師レコンズ」をリリース!教育格差ゼロをめざす葵の新たな挑戦

「教育の格差をゼロにする」をミッションに、2013年に設立した葵。テッカブルでも紹介したオンライン学習塾「アオイゼミ」を主軸に、ITと人の力を融合させた学習サービスを展開している。

そんな同社が新たに立ち上げたのが、「家庭教師のレコンズ」。授業を受けたい生徒と、家庭教師になりたい人をマッチング。指導実績や得意とする教科、希望自給や趣味の事前閲覧が可能。理想の家庭教師を見つけるにはもってこいの、CtoCサービスだ。

近年、ますます深刻化する教育格差問題。解決に向けて、同社はこれからどのような取り組みをしていくのだろうか。代表取締役社長の石井 貴基(いしい たかき)氏に、話を聞いた。

・教師との直接契約で支払い負担を軽減

Q1:従来の家庭教師派遣サービスとの違いは、どこにあるのでしょうか。

「家庭教師のレコンズ」は、CtoCマッチングプラットフォームの形式をとっており、理想の教師を適切な授業料で雇うことができます。

一般的な家庭教師派遣会社では、ご家庭が負担する授業料のうち、50〜60パーセントが、派遣会社に支払う手数料(※自社調べ)になります。レコンズの場合、家庭と家庭教師が直接契約できるため、手数料を約20%程度まで下げることが可能です。つまり、ご家庭の授業料負担を軽減しながら、教師の収入アップも実現するわけです。

さらに今後は自宅に限らず、勉強可能なカフェでも、授業を受けられるようにする予定です。

Q2:教師として登録する際、何か基準はあるのでしょうか。審査などありましたら、その条件を教えてください。

基準はありませんが、安心・安全に利用してもらえるよう、学生証や身分証明書などで、必ず本人確認を行います。教師の質に関しても、心配いりません。運営元の弊社が、Z会や栄光ゼミナールなどで長年培った指導ノウハウを生かし、教師の指導サポートをする予定です。

利用家庭のレビューによる「授業満足度」を表示する仕組みもあり、評価の高い教師や低い教師などが、ひと目でわかるようになっています。

・夢は大学進学支援

Q3:今、日本で広がりつつある教育格差。これをなくすために社会がなすべきことは、何だと思われますか?

オンライン学習塾という立場から、教育の選択肢を増やし、機会をできる限り平等に与えてあげることが、大事だと思います。「家庭教師のレコンズ」も、また私たちが同じく運営するオンライン学習塾のアオイゼミも、ITの力を借りて教育の質を維持しつつ、サービスを低価格で提供しています。

(将来的には)「子どもがどのような環境に置かれていても、本人の自助努力によって、自分の未来を切り開いていける世界」の実現をめざします。

Q4:今後の展開について、教えてください。

今は春のサービススタートに向けて、全力で準備中ですが、(将来の目標として)海外展開も検討中です。Z会グループの強みである指導ノウハウを生かし、マッチングプラットフォームとしてのオペレーションを磨いていけば、十分に実現可能だと思われます。

また、これはあくまで夢に近いのですが、「奨学金制度」ができればよいな、と考えています。「この大学なら、4年間でこのくらい稼げる」みたいなデータがたまったら、新聞奨学金のように奨学金を出して、大学進学支援をしていきたいですね。

新学期を前に、学習手段を検討している家庭も多くあるだろう。まだ決めかねているなら本サービスも、選択肢に入れてみてはいかがだろうか。教育問題に真っ向から立ち向かう企業の真摯な姿勢は、一考に値する。(取材・文 乾 雅美)

家庭教師のレコンズ

Techableの記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。