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「若手が成長するために」サイバーエージェントの“成長を止めない”仕組み

組織が大きくなってもあくまでもベンチャーであり続ける。そのために当社にはさまざまな仕組みが存在します。その中で次世代役員候補を育成するために、ゲーム・エンターテイメント事業に携わる子会社12社が所属している事業部SGE(Smartphone Games & Entertainment)で取り組んでいるのが「NBP(Next Board Program)」です。単なる教育プログラムとは異なりリアルな経営をすり込むNBPは、担当役員の浮田光樹の発案で動き出しました。

※本記事は、「PR Table」より転載・改編したものです。

次の経営層を育てる仕組みづくり

f:id:kashiemi:20180219134157p:plain▲取締役・浮田光樹

サイバーエージェントのゲーム事業は、2009年に副社長の日高が4名で立ち上げ、2018年現在では3,000名規模まで成長しています。人数規模は大きくなっていますが、そのコアには創業時からのベンチャーマインドを常に持ち続けてきました。

浮田 「ゲーム事業は、子会社を次々とつくり出し、1社1社の文化や組織を強くしていくフェーズから、ゲームや今ではエンターテイメント事業に携わる子会社が所属している組織として、横軸での連携も強くしていくフェーズへと変化してきました」

私たちは、これまで若手を抜擢し子会社を次々と立ち上げ規模を拡大してきました。2018年現在ではゲーム関連の会社だけでも10社以上あります。ここまで数を増やすことは、経営に直接関わる人を増やすことで、経営視点を持つ人材を増やし、企業の成長速度を速めるという狙いもありました。

浮田 「経営視点のある人が増えることは、市場で戦う上でも効率が良かった。2010年代前半はその方法で経営視点を持つトップを育ててきました。そこから後半に入り、次の経営層となる人材を子会社立ち上げだけでなく別の方法でも育てる必要が出てきました」

経営層のすぐ下にいるメンバーは事業部の責任者やサービスのプロデューサーを任されている人間など優秀な人が揃っている一方で、経営のレイヤーに上がるためにももう1段の成長が必要でした。

浮田 「担当部門視点と経営視点は当然ながら異なります。ただ、彼らがさらに上に上がらなければ『上が詰まる』状態になりかねない。それを防ぐためにも、ちゃんと人が育っている状態をつくることは重要なことでした」

人数規模も増えてきて、毎年配属される新卒社員も40名前後となり、より組織として強くなっていくためには優秀な若手をより早く成長させるためのフォローアップは不可欠。そこで提案されたのがNBPでした。NBPが提案されたのは、SGE事業部で行われる「SGEあした会議」 という合宿のなかでした。

浮田 「SGEあした会議は、SGEに所属する子会社社長がリーダーとなり社員とチームを組んで、組織をよりよくするための新規事業案や課題解決案などを提案する1泊2日の合宿です。サイバーエージェント副社長で担当役員である日高が提案された企画を決議していきます。そこで採択されたものは必ず実行されます。NBPは、2015年に私が提案し決議され、そこから動きはじめました」

同じレイヤーで議論できる仲間を見つけられる機会を提供

f:id:kashiemi:20180219134215p:plain▲NBPに選出されたメンバーがプレゼンを行う様子
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