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Interview with Justus Becker about German Embassy Berlin Wall Project

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冷戦の象徴であったベルリンの壁は1961年8月13日から1989年11月9日まで10,316日の間存在していた。壁が崩壊してからちょうど10,316日となる2018年2月6日、 これを記念してドイツ大使館は、日独の二名のグラフィティアーチスト、ユストゥス・“COR“・ベッカーとイマワンに、 このテーマでの壁画の創作を依頼。ポジティヴな歴史の変化を描くことで、現在克服し難い政治的問題に直面している人々へも希望の曙光となること、そして平和へのメッセージを示した。今回のプロジェクトに参加したユストゥスに話を聞いた。 この作品は2018年いっぱいドイツ大使館の外壁で見ることができるので、ぜひ実物を見に訪れてほしい。

——最初にこの作品のコンセプトを教えてください。

Justus「ベルリンの壁が崩壊して28年間経ち、壁によって東西ドイツが分断されていた時間と同等になりました。私が担当した壁の左側にはこれまでの歴史、右のImaoneが担当した壁には未来が描かれています。私が描いた有名な政治家二人のキス(旧ソ連レオニード・ブレジネフ書記長と旧東ドイツのエーリッヒ・ホーネッカーのキスのオマージュ)はあまり良い印象がもたれていないけれど、それをあえてメインにすることで、より良い未来に向かっているというポジティヴな表現にしているのです」

——I’d like to know the concept of this whole piece, from your point of view.

Justus: We wanted to show the 28 years of the wall the separation of Germany, and now it’s 28 years of the unity of Germany. So we wanted to show that in the painting so the left side’s kind of the historical part with the separated Germany and it comes up to like the future of the now and the future on the right side, which is more abstract from the future that’s not written yet. And it references an historical piece, over there with the brother’s kiss with the two politicians. But it’s like a bad image because it was from some politicians. And now we reinvented this kiss in a positive and new version, a more artsy version. Something like this.

ーー今回はImaoneさんとの共作になりますが、コラボレーションしてみた感想は?

Justus「まず一緒にやってストレスも問題もなかったのが素晴らしい(笑)。一緒にひとつの作品を作り上げられて楽しかったです」

——How was it working with Imaone collaborating on this piece?

Justus: It was cool. I mean, we have our own sides so we were not too much in stress if it’s going to work or not, so it was really nice.

——10,316日という壁が存在していた時間に関して、個人的に思うことはありますか?

Justus「この壁画は人々が自由と改革のために立ち上がった瞬間を表現しているのですが、そのような改革が暴力的ではなく平和に行われたというのは世界的に見てもとても稀有です。それを描けたのはとても意義があることですよね」

——So this project is about 10,316 days before the Berlin Wall falls, do you feel something typically about the number of days that have passed by? About that whole concept.

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