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和室に住むメリットは? 全日本畳事業協同組合に畳の知識や魅力について聞いてきた

快適さと機能性を兼ね備えた「畳」が今見直されている!

なぜだか落ち着く和室。その理由は意外と知られていない畳の優れた機能性にあった! 全日本畳事業協同組合に聞いた、畳の魅力と簡単なメンテナンス方法などをご紹介。

あなたも和室に暮らしたくなるかも!
めくるめく畳の世界へようこそ!|全日本畳事業協同組合に聞いた畳と和室のメリット

めくるめく畳の世界へようこそ!まずは畳の構造をチェック!

畳の中身は畳床、畳表、ポリスチレンフォーム、インシュレーションボードでできている。

インシュレーションボードでポリスチレンフォームを挟んだものから、藁を圧縮して縫い上げた藁床までタイプはいろいろ。畳の種類は多岐にわたるのだ。
畳の中は快適さと機能性を重視している|全日本畳事業協同組合に聞いた畳と和室のメリット

畳の中は快適さと機能性を重視しているここがいい! 和室のメリット音や衝撃を吸収して静かで快適な空間に

畳は音と衝撃を吸収するため、防音材やクッションの役割も果たしてくれる。子どもが走り回ってもフローリングより静かなのはこのせいだ。硬くて軽いものを落とした時の軽量衝撃音、人が歩いたりドンドンと飛び跳ねた時の重量衝撃音ともに、い草表+インシュレーション床の畳は吸収性が高いことが実証されている。マンションなどでは階下への影響を考慮して、和室を子ども部屋にするのも手かもしれない。い草の香りと色でリラックス効果アップ

畳の部屋に入ると「ホッ」と癒やしを感じる人は多いだろう。実は、い草の香りには樹木が発するいわゆる森林の香り「フィトンチッド」や、漢方薬やアロマオイルにも使われる香附子の主成分「αシペロン」などが含まれ、リラックス効果が高い。また、肌の色に近い光の反射を感じるとリラックスすると言われており、日本人にとっては畳の反射した光がそれにあたる。畳は香りや見た目でもリラックスさせてくれるのだ!優れた抗菌作用で臭いの原因菌を退治

日本最古の医書「医心方」をはじめ、江戸時代に編纂された「和漢三才図会」や「本草綱目啓蒙」などにも記述がある通り、古来よりい草は薬草とみなされてきた。い草には、足の臭いの原因となる微生物群の増殖を抑える効果があり、抗菌作用が高い。もちろん、全ての微生物に対し抗菌効果があるわけではないが、大腸菌O157を代表とする食中毒菌や腐敗細菌には高い抗菌効果を発揮することが実証されている。湿度を調節してくれる天然の除湿・加湿器

普段私たちが腰を下ろす畳表(表面に張られたゴザ)は、乾燥させた「い草」という植物を織り上げて作られている。い草の中は空気をたっぷり含んだスポンジ状になっているため、湿気をグングン吸い込み、乾燥してきたら取り入れた湿気を放出。つまり畳は、部屋の除湿と加湿の二役をこなしてくれる優れものなのだ。たとえばい草畳表+藁床の6畳間の場合、3リットルもの吸湿能力があるというからスゴい!適度な弾力があってゴロゴロしたくなる

旅館等で畳を目にした途端、思わずゴロンと横になってしまった経験はないだろうか。柔らか過ぎず、固過ぎない、適度なクッション感も畳の魅力の一つ。この弾力性は転倒時の重大事故を防ぐためにも一役買っている。落下などによる脳へのダメージを調べるHIC試験の結果、い草表+インシュレーション床の畳のダメージ値がもっとも低く、木製フローリングの1/2となった。子どもやお年寄りのいる家庭にもオススメだ。掃除がしやすく空気もキレイ

い草を織り上げて作られた畳表の表面にはたくさんの凹凸があり、細かい埃を吸着する特性がある。部屋中に埃が舞い上がることがないので、掃除がしやすいだけでなく、部屋の中の空気が汚れにくいというメリットもある。ただし、いくら畳に吸着しているとはいえ、いきなり掃除機をかけてしまうと掃除機の排気で埃が舞い上がってしまうので、まずは軽く拭き掃除をしてから掃除機をかけるようにしよう。畳メンテナンス方法って?3~5年で裏返し6~10年で表替えを

畳表の表面が擦り切れたり、汚れが落ちなくなったり、日焼けが目立つようになってきたら「裏返し」を。畳床はそのまま使い、畳表を裏返して張り直すだけで新品の状態に! さらにダメージが目立ってきたら、畳表を新品に交換。これを「表替え」という。通常裏返しは3~5年、表替えは6~10年のタイミングが目安となる。
大家さんか管理会社に相談しよう|全日本畳事業協同組合に聞いた畳と和室のメリット

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