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将来は五輪競技に!? 優勝賞金は3000万円、知られざる「プロゲーマー」の世界

将来は五輪競技に!? 優勝賞金は3000万円、知られざる「プロゲーマー」の世界
J-WAVEで放送中の番組「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」(ナビゲーター:別所哲也)のワンコーナー「MORNING INSIGHT」。3月5日(月)のオンエアでは、世界的プロゲーマー 「ももち」こと、株式会社忍ism(シノビズム)代表、百地祐輔さんが登場。日本のeスポーツの現状を伺いました。

■そもそも「eスポーツ」「プロゲーマー」とは

eスポーツは「エレクトリック・スポーツ」の略。スポーツというと、日本では「体を動かす競技」を思い浮かべますが、本来は「競技」を意味します。eスポーツはビデオゲームで競い合うもので、「プロゲーマー」とはその名の通り、ゲームをすることが職業になっている人のことです。

そんなプロゲーマーのひとりである百地さん。プロデビューは2011年で、2014年と2015年に世界最高峰のゲーム大会「カプコンカップ」を連覇し世界チャンピオンに。専門とするゲームは格闘ゲームの「ストリートファイターV」です。

■プロゲーマーのお金事情

ゲームの世界大会は、ラスベガスのボクシング会場などで、何万人もの観客に囲まれてプレイします。オンラインの大会もありますが、現地で対戦するというショー形式が多く、観客を熱狂させています。競技人口は2020年には5億人を超えるとか。そんなプロゲーマーのお金事情を百地さんに伺いました。

百地:僕は今アメリカのチームに所属してますが、お給料を年俸制で毎月いただいていて、海外の大会に参加する際の渡航費などもチームから出ます。それにプラスで賞金が出ます。賞金は、世界大会だと3000万円くらい。日本はいろいろ法律があって、上限が定められていますが、今はそれをクリアして高額賞金も増えています。

■ゲームを取り巻く環境の変化、戸惑いも…

日本では先日、国内のeスポーツの普及を推進する団体「一般社団法人日本eスポーツ連合」の設立が発表され、賞金付きの大会やプロライセンスの発行など、プロゲーマーの社会的地位向上などを目指し、JOC(日本オリンピック委員会)への加入を目指しています。

周りから「アスリートみたいですね」と言われることが増えているそうですが、百地さん的には、「ゲームをやってる当事者は時代が一気に変わってきて戸惑っているのが正直なところ。子どものときに好きでやっていたゲームが、どんどん社会的に認められ、オリンピックに、となると、『僕たちのやっていたゲームは遊びだったのに』って温度差というか……」とちょっと複雑な心境も明かしていました。

現在、日本のプロゲーマー人口は約100名。憧れの職業として、プロゲーマーを目指す10代も増えているといいます。百地さんの会社でも後進の育成の取り組みも行っており、真剣に取り組むこととして認める親たちも増えているそうです。

現在、百地さんらプロゲーマーの世界を追ったドキュメンタリー映画『リビング ザ ゲーム』も公開中ですが、「ゲームをあまり知らない一般の人にもプロゲーマーという世界があるのを知ってもらいたいです。ただ遊びでゲームをやっているのではなく、色々な要因が噛み合ってプロとしてやっていることを知っていただきたいです」と語っていました。

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【番組情報】
番組名:「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」
放送日時:月・火・水・木曜 6時−9時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/tmr/

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