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力士が新幹線で…大きすぎて座れないとき、どうする? 大相撲幕内格行司が語る

力士が新幹線で…大きすぎて座れないとき、どうする? 大相撲幕内格行司が語る
J-WAVEで放送中の番組「TRUME TIME AND TIDE」(ナビゲーター:市川紗椰)。3月3日(土)のオンエアでは、大相撲幕内格行司・木村銀治郎さんをゲストにお迎えし、行司の仕事について伺いました。

■相撲文字が書けないと行司になれない!

行司の仕事は、土俵で仕切ること以外にも多岐に渡ると言います。

市川:たとえば、番付のあの字って……
木村:相撲文字ですね。「行司は習字」って言葉があるんで、相撲文字が書けないと、行司としてはやっていけませんよ、と。
市川:それは入るときに学ぶんですか?
木村:入ってからですね。入門してからずっと、とにかく練習練習。
市川:書くのに、どのくらい時間がかかるんですか? だって、すごく細かい文字があるじゃないですか、読めないくらい。
木村:それっぽく書けるようになるには、最低3年くらいはかかりますね。番付書いている方は決まってるんですよ。行司のなかでも3名いるんですけど。結局、僕らは本場所が終わってしまえば「ああ、終わった」って感じなんですけど、番付書きの行司の先輩たちは、次の番付を決めるのが本場所終わったあとなので、そこからが仕事だから、本場所よりも「よし、ここからが仕事だ」みたいな感じですね。

■力士が“物理的に”座れないとき…

木村さんは番付担当ではなく、いろいろなものを手配する「輸送係」という仕事だそうで、列車やバスなどの交通機関の手配や、与えられた座席数の中で車両割りをしたり、座席指定をしたりするそうです。

木村:幕内力士はグリーン車に乗れるんですよね。その待遇は持っているんですけども、物理的に座れない人がいるんですよ。
市川:はいはい、そりゃそうだ。
木村:グリーン車って、ひじ掛けが上がらないじゃないですか。なので、普通座席を2つあげたりとか、3人で座るところを2人で座ってもらうとか。
市川:それも全部、銀治郎さんが決めて?
木村:そうですね、パズルのように。力士の体重っていうよりも体型なんですよね。同じ体重でも、おしりの大きい小さいがありますから。そこはだいたい頭に入れておいて。あとは、その人の好みとか。「座席のここがいい」っていう人もいるんですよ。揺れない真ん中がいいとか。
市川:ちょっとめんどくさいですね(笑)。
木村:相手に座席を倒されるのが嫌なので、足が多少詰まってもいちばん前がいいとか。
市川:めっちゃできるマネージャーって感じですね。
木村:好きなんでね、鉄道が(笑)。

実は、市川と木村さんは鉄道仲間。こんなエピソードで盛り上がりました。

市川:乗り鉄、撮り鉄、いろいろありますが、銀治郎さんは?
木村:ものも集めてるし、乗ってるし、見てるし、写真撮ってますね。
市川:“全部鉄”だ! 盛り鉄(笑)。
木村:けっこう相撲と鉄道って関わりが深いんですね。国鉄時代にさかのぼると、僕らは団体列車で乗ると運賃が1.2割引きなんですよ。国鉄って、その昔は国のものだったから、法律だったじゃないですか。今は各地でやる約款になっていますけど。JRの約款を見ると、1.2割引のところに「相撲協会団体」って書いてあるんですよ。
市川:えー、いいですねー!

鉄道好きならではの木村さんの話に、興味津々の市川でした。

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【番組情報】
番組名:「TRUME TIME AND TIDE」
放送日時:毎週土曜21時−21時54分
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/timeandtide/

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