体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

人間の行動や意図を先読みするAIをヨーロッパの研究グループが開発中!

ロボットの社会進出が進み、工場での部品組み立てや受付といったポジションではすでに地位を確立しつつあるなか、次の段階として生活や仕事の場面で人間のなかに入ってアシストしてくれるロボットが求められている。

ロボットがシームレスに共同作業をおこなうためには、他人の微妙なそぶりからの意図・行動の先読みを実装する必要があるだろう。こうしたなか、ヨーロッパの研究者グループは、人の動きを予測するロボットに関する研究結果を発表した。

研究グループによる、非言語的な手がかりから意図や行動を予測するロボットの研究をご紹介する。

・視線と姿勢にもとづいた意図を学習

共同で作業する際に人は、言葉だけでなく身振りを見て他人の意図を理解し適切に動いている。この能力を実装することはアシストロボットの発展において不可欠だ。

そこでヨーロッパの研究グループは、人が次に何をするのかを予測するための研究を始めた。

研究では音声認識などで使用され、時系列情報が扱えるリカレントニューラルネットワーク(RNN)を使用し、視線と姿勢からその人がなにを意図しているか予測。この予測が正しければ新しいデータが追加されて予測パターンが正規化される。

ある程度の量のタスクが与えられれば、人間の正確な意図や行動が予測できるロボットが誕生する可能性があるだろう。

・人間よりも速くロボットがアシストしてくれる世界

イーロン・マスクは、Boston Dynamicsによる2足歩行ロボットを見て「数年以内にロボットは肉眼では追えないほどの速さで動くようになる」とコメントしている。

This is nothing. In a few years, that bot will move so fast you’ll need a strobe light to see it. Sweet dreams… https://t.co/0MYNixQXMw

— Elon Musk (@elonmusk) 2017年11月26日

ロボットが人間よりも早く意図を読み取って、目に見えないほどの速さでそれに応じた動作をすれば、信じられないくらい生活・仕事のストレスが軽減されることになるだろう。たとえば、コーヒーにミルクを入れたいと考えた瞬間にそれが実現している世界を想像してほしい。

ただし、ロボットが汎用的な知性を獲得するのはまだずっと先のはなし。当分は、あらかじめ学習させておいたタスク限定でその能力を発揮するにとどまることは付け加えておきたい。

コーヒーにミルクを入れるロボットが開発されるかどうかは別にしても、生活や仕事にロボットがシームレスに入り込み、意図や行動を先読みしてアシストしてくれれば、大変便利なものになることは間違いない。

参照元:Researchers just taught robots to predict your every move/The Next Web

Techableの記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。