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【藤原和博×西野亮廣の未来講座①】「考える」とは何か?

スタディサプリでは、これからの時代を生きていく上で必要不可欠な、正解のない問いに対する“納得解”を紡ぎ出す情報編集力を鍛える「よのなか科」をベースに、「考える」とは何かを習得する高校生向けの年間講座を提供します。

 

藤原和博・西野亮廣、両プロデューサーを迎えて行った第1回目の講座の内容です。

 

藤原:

なぜこの2人が組んだのか、を簡単に。

 

西野さんが僕の著書、「1%の人になる方法」を読んでくれていて、(*『藤原和博の必ず食える1%の人になる方法』:東洋経済新報社)僕と知り合う前にもう大騒ぎしてくれて自分の舞台でもこれを読めって勧めてくれたりしていたんですね。

 

出版して3年くらい経っていた本なんですが、いきなり売れ出したからおかしいなって思って、Amazonのランキングも上位になっているしね。

 

それで編集者の人と探したんですよ、誰がこういうことをやっているんだろうと。

 

そうしたら西野さんにたどり着き、対談をしたらビートたけしを超える天才だと思ったのがきっかけで。

 

西野:

これね、僕が言っているわけじゃないですからね(笑)

 

藤原:

それで今回の「スタディサプリ」の話をもらったときに“俺は西野さんじゃないとやらないよ”って言ってね。

 

それでコンビを組んでいます。

 

西野:

ありがとうございます。

 

藤原:

このコースは1時間目、2時間目と分かれています。

 

最初の1時間で僕が君たちの頭を柔らかくして「どんな企画が実現できるのか」ということを教えます。

 

君たちはこれからの人生で、企画というものを無限に考えて、実現していくと思うのです。

 

でもね、企画ってただ単にアイデアをワーッと独り言で言っていても実現できないんですよね。

 

そのあとに、西野さん得意のクラウドファンディングの時間です。

 

企画を実現するには人も集めないとだけど、まずお金を集めないと実現しないじゃない?

 

志だけで実現するものじゃないのでね。

 

という順番で授業をすすめます。

 

西野さん、一言お願いします。

 

西野:

僕だけじゃなくて、みなさんにもちょっと頑張ってもらわないと成立しない企画なので、いつまでも客でいられると思うなよって話で、僕にあんまり期待しないでください(笑)。

 

藤原:

それ、いいですね、では始めます。

 

1時間目「どんな企画が実現するか」

藤原:

企画を実現する、企画の実現の可能性をあげる。

 

そのためには、とりもなおさず

いい企画を編み出さないといけないってことなんだけど、

そのことを1時間で教えたいと思います。

 

最初のお題は、

「この10年最大の社会変化ってなんだと思うか?」

いろんなことがありますよね。

 

日本だけのことを考えたら、少子化や高齢化があったり。

 

これこそは一番大きいと思う社会変化を“これじゃない?あれじゃない?”といっぱい挙げてもらいたい。

 

その中でどれが最大か、というのを議論してください。

 

ブレインストーミングで大事なことは「脳をつなげる」ことなんです。

 

佐藤くん、鈴木くん、田中くんがいたとしたら、それぞれが自分の頭でふっと思いついたことをただ単に独り言で言ってるだけじゃブレストじゃないんですね。

 

佐藤、鈴木、田中の脳がつながって「佐藤・鈴木・田中脳」にならないといけないのね。

 

【21世紀型スキル総合コース 第1回】藤原和博×西野亮廣による「考える」とは何か講座

 

それぞれの脳がつながりながら化学変化が起こって、自分が思ってもいないことを言っちゃう。

 

これがとても大事。

 

その化学変化を起こすには2つほどコツがあります。

 

ひとつは「人が言ったアイデアは絶対潰さない」、人が言ったことを“いいね!いいね!”って盛り上げてほしい。

 

もうひとつは「最初の1周か2周はわざとバカなことを言う。正解を当てようとしない」気を緩めると脳がつながるので。

 

2つのコツを頭にいれながら、この10年で最大の社会変化って何か、こうじゃない?ああじゃない?って、すごいスピードで。

 

はい、スタート!

 

【ブレスト中】

【21世紀型スキル総合コース 第1回】藤原和博×西野亮廣による「考える」とは何か講座

 

藤原:

世界中の有識者の意見が一致しているので僕から言っちゃいますね。

 

それは何と言っても「地球上の50億人がスマホでつながっちゃう」ことです。

 

「ケータイでつながる」だけなら、新宿のこの会場からアフリカに電話ができる、で終わっちゃう話なんだけど、スマホだとほぼ脳がつながっちゃうことに等しい。

 

動画でつながるから。

 

ある企画が、いい企画として演出されて、バッっと広がると世界中がそれを評価できる、というマーケットができているということです。

 

で、この10年最大の変化はそのネットワークにさらにロボットとAIがつながるということです。

 

AI武装したロボットね。

 

もう車は“乗り込み型ロボット”になっている。

 

それから掃除機。

 

今はロボットって感じじゃないと思うけど、もう少ししたらカメラも搭載して、家の中のことがスマホから見られるセキュリティロボになる。

 

その後、手がついたり足がついたり、たとえば飼い犬にお手とか、お座りとか、餌を出すこともできるようになるんじゃないかな。

 

人型とは限らない。

 

あらゆるところにチップが埋め込まれていて、君たちと連動していくわけですよ。

 

君たちの心地良いように。

 

そういう世界がもう来てる。

 

そしてどんどん進化していくんです。

 

なくなる仕事、なくなりにくい仕事の特徴とは。

藤原:

僕らの時代、君たちのお父さんお母さんの時代は目の前の未来というのがコンクリートと鉄でできていったんです。

 

高速道路ができて、新幹線ができて、豪華客船ができたり。

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