体験を伝える―『ガジェット通信』の考え方

面白いものを探しにいこう 本物を体験し体感しよう 会いたい人に会いに行こう 見たことのないものを見に行こう そしてそれをやわらかくみんなに伝えよう [→ガジェ通についてもっと詳しく] [→ガジェット通信フロアについて]

家庭に「居場所」がない!…ウチの夫は帰宅恐怖症?~川崎貴子の「チーム家族」痛快コラム

仕事が終わってからも、家事に育児にと時間に追われ、気づくと寝落ちの日々…。家事も育児も積極的に行う男性も増えてきたとはいえ、「家庭のことは女性」という認識はまだ根深く、共働き妻の悩みは尽きません。そんな女性たちを応援するこの連載。女性のキャリア支援や結婚コンサルタントまで幅広く活躍中の川崎貴子さんから、家族を「チーム」としてとらえ、より効率的に日々を運営していくアドバイスをいただきます。

今回は、「夫の帰宅が遅い、もしや帰宅恐怖症かも」と不安を持つ妻たちに向けて、夫とどうチームを組めばいいのか教えていただきました。

f:id:kashiemi:20180303090245j:plain

「戦力外通告」を受けた夫たち…いやいやそれでいいのか?!

先日、テレビで「帰宅恐怖症の夫たち、フラリーマン特集」を見ました。

フラリーマンとは、最近残業がなくなり、会社帰りに漫喫、ゲームセンター、バッティングセンターなどで時間を過ごす夫たちの事。

私もですが、その映像を見た妻たちも「信じられない!」「家帰って手伝え!」とご立腹だったことでしょう。

それはそうですよね。夫たちがフラフラしているその時間帯は、子どものいる家庭においては忙しさの「ど」ピーク。料理作って、食べさせて、片づけて、宿題を見て、お風呂に入れて、着替えさせて、寝かしつけて…。これに夫の夕食の支度なんかも入ってくるわけです。妻たちが、日中に引き続き、アクセル全開で走り回っているというのに、夫はフラフラ遊んでいる?!その一人ひとりを「キミたちはこんな時間に何しているのかな?」と、補導員スマイルで指導&確保したくなったのは私だけじゃないはず。

ところが、です。

そのニュースに出ていた妻もそうなのですが、「忙しい時間に夫が居ない方がいい派」の妻も一定数存在しているのです。

どう考えても、妻が夕飯を作っている間に夫が子どもお風呂に入れたり、宿題を見たりする方が楽だし効率もいいと思うのですが、これまで何度か試みるも、余程「夫がいる方が手間」「精神衛生上ラク」だったのでしょう。諦観からの決意は動かざる事山のごとし。居ない方がいい派の妻たちは、夫にきっぱり「外でフラフラしてきて!」と、戦力外通告を突きつけているのでした。

夫婦二人が納得しているのなら外部がとやかく言う事ではありません。

ただ、夫に対して不安や不満を抱いている人や、居ない方がいい派妻たちの諦観もさることがら、フラフラしている夫たちの虚無感、早く帰宅する事への恐怖心などがあるとすれば、それは健全な夫婦関係とは言えず、いつ亀裂が入ってもおかしくないように見えます。

手がかかる乳幼児の子育て時期は、長い夫婦生活の間で本来夫婦が一番信頼し合い、協力し合わなければいけない期間ではないでしょうか?

今、この期間を夫婦がどのように向き合うかによって、例え今は凌げたとしても、後の夫婦関係の明暗が分かれる気がします。

現役フラリーマン&フラリーマン予備軍から、信頼しあえるパートナーとなるためには、どうすればよいのでしょうか。妻目線で具体的例をあげてみました。

あなたは「できないお局様」or「敏腕マネージャー」?

私は家事育児分担が上手くいっている共働き夫婦をときどき取材するのですが、夫が主体的に家事育児に取り組むようになった妻の共通点は、企業内でいうと「敏腕マネージャー」と同じ思考回路を持っていました。

また逆に、夫が戦力外という相談も受けることもあるのですが、その妻の思考は型にはまったように「できないお局様」タイプなのでした。

共働きなのに、なぜ主体的に意欲的に、家事育児に参加しないのか?なぜ妻がマネジメントしなきゃいけないのか?というクレームと、そのお気持ちはよくわかります。ただ、このスタート時点の思考から「敏腕マネージャー」と「できないお局様」の違いが如実に現れます。

1.長期ビジョンで物事を捉える

敏腕マネージャーは、チームの一員(夫)が今現在完璧に仕事ができなくても、まずは参加している事を良しとします。経験を積み、トライ&エラーを繰り返せば、自ずと売上はついてくるからです。

1 2次のページ
リクナビNEXTジャーナルの記事一覧をみる
  • 誤字を発見した方はこちらからご連絡ください。
  • ガジェット通信編集部への情報提供はこちらから
  • 記事内の筆者見解は明示のない限りガジェット通信を代表するものではありません。