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飛行時間の短さを克服へ! ソーラーパネルそのものをドローンにする最新技術がスゴい

現在発売されているドローンの多くは、連続飛行時間が約30分前後にとどまっている。完全な自律飛行を目指すのであればもっと長時間飛ばし続ける必要があるが、どうやって動力を確保するかという大きな課題が残っている。

国立台湾大学のスタートアップ SolarDroneはその問題を解決するため、動力を供給しながら飛び続けられるようソーラーパネルをそのままドローンにしてしまうというユニークなアイデアを実現している。「Solar-powered unmanned aerial vehicles」と名付けられたプロトタイプは、正方形の5枚のソーラーパネルを組み合わせたようなデザインをしており、1時間近い連続飛行を達成している。

複数領域の知識と技術を集結し、連続飛行を実現

翼の部分や本体の上部にソーラーパネルを貼り付けるという以前からある方法では、連続飛行に十分な電力を確保できないため、オプトエレクトロニクス(光と電気の関連技術)、飛行姿勢の制御、通信分野という、複数領域の知識と技術を組み合わせた新しい機体を開発している。ポイントはプロペラとソーラーパネルのバランスで、パネルをぎりぎりまで大きくしつつ、使用しない時には折り畳んで運ぶことができるようにした。


使用しない時には折り畳める構造

もうひとつのポイントは、風の影響を受けやすいパネル状の本体を安定して飛ばす高度な飛行システムの設計で、研究開発でもっとも力を入れているのがこの部分である。その結果、室内でもある程度の光量があれば飛べる技術が実現された。関連技術はオンラインでも公開されており、実際に連続飛行していることを証明するビデオも公開されている。

ドローンの電力の自給自足により広がる可能性

SolarDroneは2018年1月に開催されたCESでも実機が展示され、来場者の注目を集めていた。年内の製品化を目指しており、さらに将来的には太陽電池とドローンの飛行モジュールをアップグレードさせ、もっと長く飛べるようにすることが目標だ。

ちなみに昨年11月、コントローラを使用せず完全自律飛行が可能な「スマートドローン」の実験をKDDIが世界で初めて成功させた。約6kmの距離を移動する電力の確保は、自動充電できるドローンポートを設置して行われた。SolarDrone同様、ドローンだけで電力の自給自足が可能になれば、ドローンはその用途をさらに大きく拡げることになりそうだ。

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