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back number清水が語る、曲の良し悪し「血が通ったなと思う瞬間がある」

back number清水が語る、曲の良し悪し「血が通ったなと思う瞬間がある」
J-WAVEで放送中の番組「SONAR MUSIC」(ナビゲーター:藤田琢己)。3月1日(木)のオンエアは、いきものがかりの水野良樹とお送りしています。日替わりナビゲーターがお送りする「DAILY SESSIONS」のコーナーでは、2週に渡りback numberの清水依与吏さんと水野の対談をお届けしました。清水さんにとっての、いい曲とはどんな音楽なのでしょうか。

【前編はこちら】back number清水、曲作りの変化「経験していないことも書きたい」

■曲に「血が通ったな」と思う瞬間

対談2週目は、曲の良し悪しの判断についての話題になりました。

清水:単なる言葉とか単なるメロディーって思っちゃうような、その紙とか楽譜のなかで収まるものじゃなくて、そこ飛び出してきて、自分に何か関係あるものになった瞬間に「いいもんだな」って判断してる気がするんですよ。
水野:なるほどね。
清水:それを、そのときどきによって、「あっ、この瞬間に血が通ったな」って曲によって思うときもあるし。歌詞は特に「血が通ったな」とか、「人として主人公がバッと起き上がった」とかあって、メロディーに関しては「コードから出てきた」「演奏からこっち側に出てきた」って思いますね。
水野:へえ、おもしろいね!
清水:なので、その感覚がないものは、ただの音楽だし、ただの言葉なんだと思ってる気がします。
水野:すごく、おもしろいですね。すごく同感できる。音楽が音楽じゃなくなる瞬間があった方がいい音楽なんでしょうね。
清水:そうっすね。
水野:音楽としてどう評価されるかとか、紙の上とか楽譜上とか、ある種、枠を越えていくというか。

■「上を向いて歩こう」が持つ曲としての力

清水さんに共感する水野は、坂本九さんの「上を向いて歩こう」を例に、以下のように話しはじめました。

水野:「上を向いて歩こう」をみんな褒めるとき、メロディーのスケールがどうとか、ジャズ的な要素が入ってるとか、坂本九さんの歌声ってロカビリーの要素が入ってるとか、その話って全然表に出てこないじゃん。それってみんなどうでもいいっていうか。
清水:そうっすよね(笑)。
水野:「『上を向いて歩こう』がいいよ」って言うときって、「なんか、あれ聴くと元気が出ます」とか、すごく悲しいことがあったときに、あの曲が流れてて、「日本中が元気になりました」とか。そういうふうに音楽としての評価よりも、自分事として聴いたときに音楽じゃないものとして広がっていくこと。だから依与吏くんの歌とかも、最初は音楽としてできあがるんだけど、それを聴いた人が自分の恋愛のこと思ったり、自分の大切にしてる人を思ったときに単純に音楽じゃなくなるっていう、そうやってどんどん深くなっていくんだろうなって思いました。

ふたりは、曲作りで大切なことに同感し大盛り上がり。スペシャルな対談になりました。

この日、番組では他にもスペシャルミュージックレシーバーとしてシンガーソングライターの吉澤嘉代子が登場しました!

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【番組情報】
番組名:「SONAR MUSIC」
放送日時:月・火・水・木曜 21時−24時
オフィシャルサイト:http://www.j-wave.co.jp/original/sonarmusic/

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