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DJI Mavic Airが障害物を軽やかに回避する「APASモード」の使い方や挙動

DJI の最新ドローン「Mavic Air」に追加された機能の中でも「Advanced Pilot Assistance Systems(APAS)」はまるで人間のように障害物を回避しながら飛行するので注目されています。
今回はそんな APAS モードの使い方や実際の挙動をご紹介します。
APAS とは、前方または後方の障害物を回避しながら飛行を継続する新しいフライトモードのことで、DJI Go 4 アプリの左下に表示されたアイコンをタップすると有効になります。
このとき、DJI Go 4 アプリの「GPS」または「OPTI」の表示は「APAS」に変わり、マニュアル操縦中に自動回避が機能します。
モードを停止するには、フライトポーズボタンまたは画面左の「x」ボタンをタップします。
APAS モード中でも DJI Go 4 アプリのインテリジェントフライト機能を実行することは可能ですが、実際に開始するとフライトモードが自動的に「GPS」または「OPTI」に戻り、APAS モードは無効になります。
今回は APAS モードを紹介するにあたり、自動車(私の所有物です)を障害物に見立てて APAS モードの働きを確認してみました。
APAS モード中の基本的な挙動としては、従来のように障害物を目前にして停止したり後退することなく、機体が障害物を飛び越えたり左右のどちらかに避けながら飛行するという感じでした。
障害物を回避中でも送信機のスティックでは機体を制御できます。
例えば、障害物を右に避ける場合、スティックを前に倒しっぱなしでも機体は自動的に右に移動し、障害物の右側を前方に進みます。
Mavic Air が障害物を検知して送信機が「ピピッ」と鳴り、その鳴動スピードが速くなったところで回避ルートに進路を変えるという感じでした。
テストした中では、機体を停止させながら少しずつ障害物に近づけると、障害物の 1m ほど手前で機体が静止し障害物は回避しませんでした。
回避したのは普通に飛行させるように障害物に一定のスピードで接近した場合です。
このとき、障害物の手前 3 ~ 5m で回避ルートに進路を変えていました。
APAS モードでの回避が働かない時には従来のように静止する仕様のようです。
Mavic Air の APAS 回避飛行は予想したよりもスムーズで、初めて APAS での回避に成功した時には思わず、「おお!凄い!」と驚嘆の声を発してしまいました。
ただ、今回のテストで Mavic Air が障害物の上、左、右のいずれに回避するのかは読めず、また左右へ回避する場合には障害物のすぐ傍を飛行していく感じでしたので少しヒヤヒヤしました。
当然のことながら、身の回りの障害物は多種多少なので、いくら Mavic Air でも回避できない場合もあります。
無数の樹木が立ち並ぶ場所の APAS フライトだと失敗している海外ユーチューバーもいました。
APAS モードで障害物を 100% 回避することはできないでしょう。
それでも今回は様々な方向から 10 回ほど接近させましたが、これらのテストの中では障害物と接触することは一度もなく、APAS モードは有用だと思います。
APAS モードは単純に障害物を回避するだけでなく、例えば、森林ロードを空撮する時に障害物を避けながら進んでいく、まるで映画のワンシーンのような映像が撮影できたり、建物と一定の距離を取りながら映像を撮影することにも役立ちます。
次の動画は DJI イベントで披露された APAS モードのデモです。

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